① 歴史・背景(創業・蔵元・ブランドの歩み)
ラッツェンベルガーは、ドイツ・ミッテルライン地方のバッハラッハに拠点を置くワイナリーです。
1956年に設立され、急斜面と粘板岩土壌で知られるライン川流域でワイン造りを続けてきました。ミッテルラインを代表する生産者の一つとして、リースリングを中心に土地の個性を生かしたワインを手がけています。
② ブランド・思想・位置づけ
「カスパーR リースリング」は、ラッツェンベルガーのラインナップの中でも特に軽やかでフルーティーな位置づけの白ワインです。
リースリング100%を使用し、日本の正規輸入元であるヘレンベルガー・ホーフも「醸造所の中で最もフルーティーなワイン」と紹介しています。
手頃な入口となる一本でありながら、ミッテルラインらしいミネラル感とリースリングの果実味を楽しめる造りです。
③ 酒質・味わい・特徴
白桃や洋梨を思わせる上品な果実香があり、口に含むとやさしい甘みと旨味が広がります。
2021年ヴィンテージの流通情報では残糖25.1g/L、酸6.7g/L、アルコール度数9.5〜9.7%。
甘みを感じる一方、しっかりした酸が後味を引き締めるため、重たさやべたつきを感じにくいバランスです。ステンレスタンクで酵母とともに長期発酵・熟成され、低アルコールの軽やかさと旨味を備えています。
④ 評価・支持される理由
支持される理由は、リースリングらしい果実味、甘み、酸味のバランスにあります。
2023年ヴィンテージはFalstaffで90点を獲得し、粘板岩、青リンゴ、アプリコット、カリンなどの香りと、ジューシーな酸、心地よい甘みが評価されました。
ワイン単体でも楽しみやすく、スパイスカレーなど刺激のある料理とも合わせやすい点が魅力です。
⑤ 総括
ラッツェンベルガー カスパーR リースリングは、白桃や洋梨の華やかな果実味と、やさしい甘み、爽やかな酸が調和したミッテルラインの白ワインです。
ドイツ・リースリングの親しみやすさを楽しみたい人に注目してほしい一本です。
レビュー
1
ロマンティックなドイツワイン
ドイツの詩人、ハイネのローレライの舞台にもなったワイン産地。やや甘口にもかかわらず、飲んだ後に余計な甘さは残らない。黄色いリンゴにはちみつをかけたかのような味わいで、これだけでも十分楽しめるが、インド料理のお供にもいける。
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