① 歴史・背景(創業・蔵元・ブランドの歩み)
「カテドラル・セラーズ シャルドネ」を手がけるKWVは、1918年に南アフリカ・西ケープ州パールで設立されました。
低迷していた同国のワイン産業を立て直し、ブドウ農家を支える目的で誕生した組織です。
1928年には、ピノタージュを生み出したアブラハム・ペロード教授が加わり、品種研究や品質向上を推進しました。KWVはワインの生産だけでなく、南アフリカの原産地表示制度の整備にも関わり、同国のワイン産業を支えてきた存在です。
② ブランド・思想・位置づけ
「カテドラル・セラー」の名は、1930年に完成したKWVのメインセラーに由来します。高い天井と差し込む光が大聖堂を思わせることから、この名が付けられました。
ブランドが目指すのは、KWVの歴史と現代的な醸造技術の融合です。
果実味を生かしながら、樽熟成による複雑さも備えたプレミアムシリーズとして位置づけられています。
③ 酒質・味わい・特徴
KWV カテドラル・セラーズ シャルドネは、西ケープ州のブドウから造られる辛口白ワインです。
パイナップルや桃、洋梨、柑橘、白い花を思わせる華やかな香りが広がります。
口当たりはなめらかで、熟した果実のコクと樽由来のバニラ香を感じられます。
余韻にはライムのような酸味が残り、豊かな果実味を引き締めます。
軽快な白ワインより、厚みのあるシャルドネを好む人に向くタイプです。
④ 評価・支持される理由
支持される理由は、豊かな果実味と本格的な樽熟成を、比較的手に取りやすい価格で楽しめる点です。濃厚さがありながら酸も保たれ、食事に合わせやすいバランスに仕上がっています。
ローストチキンや鶏肉のクリーム煮、キノコのリゾットなどと好相性です。クリーミーな料理に樽のコクがなじみ、柑橘系の酸が後味を整えます。
⑤ 総括
KWV カテドラル・セラーズ シャルドネは、南アフリカの歴史を背負うKWVが造る、果実味・樽のコク・爽やかな酸をバランスよくまとめた辛口白ワインです。
濃厚なシャルドネを試したい人が、最初の一本として選びやすい銘柄といえるでしょう。
レビュー
1
高級感のある名前と香りなのに意外とお買い得
ワイン名からして、とても高級感があるが、決して高額ではないのが嬉しい。しっかりと樽熟成された香りと味わいを持ち、パインなどの果実感とも調和している。なめらかでクリーミーな舌触りは、クリームチーズのパスタと相性がよさそう。
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