① 歴史・背景(創業・蔵元・ブランドの歩み)
ラ・スピノサは、イタリア・トスカーナ州フィレンツェ県バルベリーノ・タヴァルネッレに拠点を置く農園です。
1982年から有機栽培によるワインとオリーブオイルの生産に取り組み、合成化学物質を使わず、自然由来の資材を用いた栽培を実践してきました。
ワインを土地と造り手の仕事の直接的な表現と捉え、畑でのブドウ栽培と選果を重視しています。
② ブランド・思想・位置づけ
「プルナイオーロ」は、ラ・スピノサのラ・ローザ畑から厳選したブドウで造られるトスカーナIGTの赤ワインです。
サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンを用いたブレンドで、サンジョヴェーゼの一部約5%を短期間自然乾燥させ、後から果醪に加える独自の工程が採用されています。
有機栽培を基盤としながら、力強さと複雑さを追求した一本です。
③ 酒質・味わい・特徴
12〜15日間、温度管理下でマセレーションを行い、土着酵母を用いて発酵。熟成はバリックと大樽で計24か月行われます。
色調はガーネットの輝きを帯びたルビー色。
熟した果実やリコリス、焙煎したコーヒーを思わせる香りが広がり、口に含むと温かみのある力強いタンニンが感じられます。
根やレザーを思わせるニュアンスが余韻に長く残る、濃厚で辛口の赤ワインです。
④ 評価・支持される理由
プルナイオーロの魅力は、有機栽培への明確な姿勢と、丁寧な醸造によって生まれる凝縮感にあります。
2018年ヴィンテージはBerlin Wine Trophyで「Grand Gold」を獲得しており、国際的なコンクールでも評価実績が確認できます。
サンジョヴェーゼを軸に国際品種を組み合わせ、24か月の樽熟成を施した重厚なスタイルは、牛肉やラム、熟成肉など味の強い料理と合わせやすい一本です。
⑤ 総括
ラ・スピノサ プルナイオーロ トスカーナは、有機栽培のブドウと独自の醸造工程から生まれる、力強く複雑なトスカーナ赤ワインです。
熟した果実、リコリス、コーヒー、レザーが重なる深みのある味わいを楽しみたい人に注目してほしい一本です。
レビュー
1
長時間かけて飲みたいイタリアワイン
アルコール度数15%のかなり濃厚なフルボディの赤ワイン。強い味わいだけでなく、果実味、酸味、渋味、苦味、熟成感どれもが傑出していて、かつバランスが取れている。ダークフルーツだけでなく、スパイスやエスプレッソのフレーヴァーがとても印象的で、ここぞというときに、時間をかけて飲みたい1本。
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