
ワインエキスパートの勉強を始めると、「参考書はどれを選べばいい?」「問題集やアプリも必要?」と教材選びに迷う人も多いのではないでしょうか。
私は2026年のワインエキスパート一次試験に向けて、参考書や問題集、Web問題集、アプリなど7教材を実際に使って勉強しています。
最初から7教材を揃えたわけではありません。勉強を進める中で地図対策の必要性に気づいたり、問題演習を増やしたくなったりと、その都度必要な教材を追加してきました。
この記事では、実際に使ったからこそ分かった良かった点・物足りなかった点に加え、現在どのように教材を使い分けているのかを受験生目線で紹介します。
こちらもあわせてご覧ください。
→【特集】編集長、ワインエキスパートを目指す。
- 最初から7教材を揃える必要はなく、学習段階に合わせて追加していく形で十分だった
- 最初の理解には『ヴィノテラス』、地図対策には杉山明日香さんの別冊カラー地図が特に使いやすかった
- 問題演習は『徹底1500問』と『VINOLET』を併用。それぞれ問題の表記や復習方法に違いがあった
- J.S.A.教本は最初から読み込むより、参考書で疑問が出たときの確認用として活用している
- アプリは10問単位で取り組めるため、外出時や隙間時間の問題演習に使いやすかった
- 1冊ですべてをカバーするより、「理解・地図・問題演習・確認・隙間時間」で教材を使い分ける方法が自分には合っていた
ワインエキスパート2026対策で実際に使った参考書・問題集7選
ワインエキスパート2026の試験対策では、参考書や問題集、Web問題集、アプリなど7教材を使っています。
ただし、最初からすべてを揃えたわけではありません。
まずは『ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026』をメインに勉強を始め、問題演習を進める中で地図対策や演習量を補う教材を追加しました。
現在は、理解・地図・問題演習・確認・隙間時間と、目的に合わせて教材を使い分けています。
| 教材 | 主な用途 | 現在も使用 |
|---|---|---|
| ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026 | 最初の理解・復習 | ◎ |
| ワイン一年生 | ワイン全体の概要理解 | ― |
| 受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 | 地図・問題の見直し | ◎ |
| 受験のプロに教わるソムリエ試験対策1500問 | 問題演習・模擬試験 | ◎ |
| J.S.A.教本2026年度版 | 疑問点・情報の確認 | 〇 |
| VINOLET | 大量の問題演習 | ◎ |
| 試験対策問題集アプリ | 隙間時間の演習 | 〇 |
実際に使ってみると、1冊ですべてを補うより、それぞれの得意な部分を組み合わせるほうが私には使いやすいと感じています。
次から、教材を追加した経緯や実際の使い方を紹介します。
ワインエキスパートの参考書・問題集を実際に使った順番
今回紹介する7教材は、最初からすべて揃えていたわけではありません。勉強を進める中で「地図をもっと見やすくしたい」「問題演習を増やしたい」など、その時々で必要になった教材を追加してきました。
ここでは、どのタイミングで何を使い始めたのか、現在の学習方法にたどり着くまでの流れを紹介します。
最初はヴィノテラスをメインに勉強
最初のメイン教材に選んだのは、片山さん(私のメディア運営指導者です)からおすすめされた『ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026』です。
まずは参考書を読みながら、各国の産地や品種、ワイン法などを理解するところから始めました。表やポイントが随所にまとめられているため、初めて学ぶ内容でも全体像を整理しながら進められました。
途中で、同じく片山さんからおすすめされた『ワイン一年生』も読みました。
試験の細かな知識を覚える本というより、ブドウ品種や産地の特徴をキャラクターのイメージからつかむための1冊です。同じ品種でも国によって特徴が異なる点をイメージしやすく、試験勉強の土台を作るサポート本として活用しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ワインエキスパート2026を独学で受験します|教材選びから勉強開始までをリアルに記録
1500問を解いて地図対策の必要性を実感
『受験のプロに教わるソムリエ試験対策問題集 徹底1500問・ワイン地図問題付き〈2026年度版〉』を購入した目的は、「ワインエキスパートでは、実際にどんな問題が出るのか」を知るためでした。
勉強を始めたばかりの頃は、知識以前に問題文に出てくる英字の産地名などを十分に読めず、問題の意味を理解するだけでも時間がかかりました。
問題演習を進める中で特に感じたのが、地図対策の必要性です。産地名を覚えるだけでなく、位置関係も把握しておく必要があると感じ、もっと見やすい地図教材を探しました。
そこでレビューの評価がよかった同シリーズの『受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き〈2026年度版〉』を追加購入。
別冊のカラー地図は見やすく、現在も地図の暗記や見直しに頻繁に使っています。
現在は問題演習→参考書で見直し→暗記を繰り返している
現在は、『徹底1500問』とWeb問題集『VINOLET』を中心に、問題演習と見直し、暗記を繰り返しています。
間違えた問題は、『ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026』や『受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座』に戻って確認します。参考書によって掲載されている情報量や数字の意味が異なる場合は、2026年度のJ.S.A.教本も確認するようになりました。
たとえば、「国土の南北距離」と「ワイン産地が分布する南北距離」のように、一見似た数字でも示している内容が異なるケースがあります。疑問が残ったときに教本を確認する、というのが現在の使い方です。
机に向かえない外出時や隙間時間には『ソムリエ・ワインエキスパート試験対策問題集』アプリを活用。現在は、1冊を順番に進める勉強から、目的に合わせて教材を行き来する勉強へと変わっています。
使ってわかった参考書・問題集7教材をレビュー
ここからは、ワインエキスパート2026対策で実際に使った7教材をレビューします。
同じ試験対策用でも、最初の理解に向く参考書、地図に強い教材、問題演習に使いやすいWeb問題集など、使ってみると得意分野は異なりました。買った理由や実際の使い方に加えて、良かった点・物足りなかった点も率直に紹介します。
ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026
『ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026』は、片山さんにおすすめしてもらい、最初のメイン参考書として購入しました。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| 買った理由 | 片山さんからおすすめされたため |
| 実際の使い方 | 最初の一読や、学習内容を理解する段階で使用 |
| 良かった点 | 表やまとめ、覚えておきたいポイントが随所に整理されている |
| 物足りなかった点 | 地図がサーモンピンクの濃淡で、産地の位置関係を把握しにくかった |
| 現在の使い方 | 『VINOLET』で間違えた問題の見直しにも使用中 |
最初に各国を勉強するときは、ほぼこの参考書をベースに進めました。文章だけではなく、表やちょっとしたまとめが入っているため、情報を整理しながら読み進めやすかったです。
一方、地図はサーモンピンクの濃淡が中心。私には産地ごとの違いが見分けにくく、後から地図に強い参考書を追加するきっかけになりました。現在も『VINOLET』の問題演習後に戻って確認するなど、バリバリ活用しています。
(▲ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026。ケースに2冊入っています。)
ワイン一年生
『ワイン一年生』も片山さんからおすすめされ、試験勉強を始めた頃に読みました。試験対策の細かな知識を暗記する本というより、ワインそのものを理解するためのサポート本という位置づけです。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| 入手した理由 | 片山さんからおすすめでプレゼントしてもらった |
| 実際の使い方 | 試験勉強の途中で読み、ワイン全体の概要を理解するために使用 |
| 良かった点 | 品種などの特徴をキャラクターからイメージしやすい |
| 物足りなかった点 | 試験対策に必要な細かな情報を覚えるための本ではない |
| 現在の使い方 | 現在は使用していない |
特に分かりやすかったのが、同じブドウ品種でも国によって特徴が変わる点です。キャラクターを通して表現されているため、文字だけで覚えるよりイメージをつかみやすく感じました。
現在は役目を終えて使っていませんが、ワインの知識がほとんどない状態から試験勉強を始める際には、内容を理解する助けになった1冊です。
(▲左:『ワイン一年生』。右:ブドウ品種をキャラクターで表している。)
受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き
『受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き〈2026年度版〉』は、最初から使っていた参考書ではありません。問題演習を始めて地図対策の必要性を感じ、見やすい地図を探した結果、レビューの評価が良かったため追加購入しました。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| 買った理由 | 見やすい地図教材を探していたところ、レビューの評価が良かったため |
| 実際の使い方 | 同シリーズの『徹底1500問』の見直しや地図の暗記に使用 |
| 良かった点 | 別冊のカラー地図が見やすく、産地の位置関係を確認しやすい |
| 物足りなかった点 | カタカナの読み方が基本的に初出時のみで、覚える前は読み方が分からなくなる場面がある |
| 現在の使い方 | 問題の見直しと地図対策で頻繁に使用中 |
特に気に入っているのが別冊のカラー地図です。産地ごとの位置関係を確認しやすく、暗記するときだけでなく問題演習後の見直しにも頻繁に開いています。
惜しかったのは外国語表記の読み方。最初に登場した際にはカタカナが併記されていても、その後は書かれていないため、まだ名称を覚えていない段階では「これ、何て読むんだろう?」が何度も発生しました。
(▲上画像:左から順に、『試験対策講座 別冊』『試験対策講座』『試験対策問題集』)
(▲下画像:別冊のカラー地図。見やすく分かりやすかったです。)
受験のプロに教わるソムリエ試験対策問題集 徹底1500問
『受験のプロに教わるソムリエ試験対策問題集 徹底1500問・ワイン地図問題付き〈2026年度版〉』は、「そもそも試験ではどんな問題が出るのか」を知るために購入しました。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| 買った理由 | ワインエキスパート試験の問題形式や出題内容を把握するため |
| 実際の使い方 | 国別の知識問題、地図問題、本番形式の模擬試験に使用 |
| 良かった点 | 知識編・地図問題編・模擬試験編に分かれ、講座版の該当ページも確認できる |
| 物足りなかった点 | 模擬試験部分にも詳しい解説が欲しかった |
| 現在の使い方 | 問題演習と暗記の確認に使用中 |
前半は解説付きの知識問題、続いて地図問題、後半には120問の模擬試験が3回分収録されています。段階を追って問題演習できる構成が使いやすいと感じました。
特に便利なのが、問題内容に対応する講座版のページが示されている点です。間違えたら参考書へ戻って確認できるため、単体でも使えますが、同シリーズの講座版とセットにすると復習しやすさが増します。
(▲左:試験対策問題集 1500問)
(▲右上:実践タイプの120問出題タイプ。右下:演習タイプの解説付きタイプ)
J.S.A.教本2026年度版
2026年度のJ.S.A.教本は、受験申し込み後に送られてきた公式テキストです。私の場合、806ページを最初から順番に読み込むのではなく、参考書で疑問が生まれたときに確認する「辞書」のような使い方になりました。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| 入手した理由 | 受験申し込み後に送付される公式テキスト |
| 実際の使い方 | 参考書だけでは理解できない内容や、教材間で情報が異なる場合の確認 |
| 良かった点 | 出題範囲に指定されている公式テキストのため、疑問点を確認するときに頼りになる |
| 物足りなかった点 | 文章量が多く、試験で覚えたいポイントを自分で選別する必要がある |
| 現在の使い方 | 疑問が生まれたときの確認用として使用 |
参考書を複数使っていると、掲載されている数字や情報量が異なる場合があります。そんなときに「結局どちらを覚えればいいんだろう?」となったら教本を確認します。
読み物としてじっくり読めば面白そうですが、試験直前に重要事項を素早く確認する用途では参考書のほうが私には使いやすく、役割を分けています。
(▲J.S.A.教本2026年度版。厚みに圧倒されました。)
詳しくはこちらをご覧ください
→【教本到着編】ワインエキスパート2026の教本が届いた|厚さに圧倒された受験初日の本音
VINOLET
『VINOLET』は、『ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026』に対応したWeb問題集です。無料でも100問を試せましたが、もっと問題演習を増やしたくなり有料版を利用しています。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| 買った理由 | 無料100問では物足りず、さらに問題演習を増やしたかったため |
| 実際の使い方 | 分野別の問題演習や個別模擬試験に使用 |
| 良かった点 | 5,102問のボリュームがあり、Webなので場所を選ばず取り組みやすい |
| 物足りなかった点 | 問題画面には対応テキストのページが表示されるものの、解説画面へ進むとページ表示がなくなる |
| 現在の使い方 | 『徹底1500問』と並ぶ問題演習の主力として使用中 |
1問ごとに解説があるため、間違えた理由をその場で確認できます。個別模擬試験では、時間制限・問題数・難易度・出題範囲を自分で設定できる点も便利でした。
気になったのはテキストへの戻り方です。問題画面では該当ページを確認できますが、解説画面では解説文に切り替わります。解説だけで理解したい人には問題ない一方、解説を読んだ後にテキストまで戻って確認したい人は好みが分かれそうです。
(▲Web問題集の『VINOLET』)
(▲左:有料版は4500円で購入から1年間有効。中央:昨年度版も100問まで無料でそれ以上は有料でできます。右:実際の問題画面)
出典:VINOLET公式サイト
ソムリエ・ワインエキスパート試験対策問題集アプリ
『ソムリエ・ワインエキスパート試験対策問題集』は、「試験対策用のアプリもあるのかな」と何となく探していたときに見つけた無料アプリです。
| 項目 | 実際に使った感想 |
|---|---|
| インストールした理由 | 試験対策に使えるアプリを探していて見つけたため |
| 実際の使い方 | 外出時や少し時間が空いたときの問題演習 |
| 良かった点 | 無料で手軽に使え、簡単な解説と1問30秒の時間カウントがある |
| 物足りなかった点 | 10問ごとに広告が入る |
| 現在の使い方 | 隙間時間の問題演習として使用中 |
10問解くと広告が入る仕様ですが、私は逆に「ここで一区切り」と考えています。まとまった勉強時間を取れない外出時でも、10問だけなら取り組みやすく、隙間時間との相性は良好でした。
最近のアップデートでは120問モードも追加されています。ただし、執筆時点ではまだ試していないため、本番形式の演習としての使い勝手は評価していません。
(▲ソムリエ試験対策アプリ。広告は入りますが無料です。)
(▲左:アイコン。中央:出題分野を選べます。右:実際の問題画面。30秒のカウントが入ります。)
徹底1500問とVINOLETはどう違った?両方使って感じた違い
『徹底1500問』と『VINOLET』は、どちらも現在の問題演習で使っています。実際に両方を解いてみると、問題数だけでなく、表記やテキストへの戻りやすさにも違いがありました。
| 項目 | 徹底1500問 | VINOLET |
|---|---|---|
| 問題数 | 1,500問 | 5,102問 |
| 表記 | 英字が多い | 英字・カタカナ |
| 解説 | あり | あり |
| 対応テキスト | 該当ページ記載あり | 該当ページ記載あり(解説ページに進むと記載なし) |
| 本番形式 | 120問×3回 | 個別模擬試験あり |
| 携帯性 | 書籍 | Web |
現段階では、『VINOLET』のほうが解きやすいと感じています。大きな理由は、私がまだ英字表記に慣れていないためです。『徹底1500問』では産地名などがほとんど英字で出てくるため、暗記量が少ない段階では、まず単語を理解するところで時間がかかりました。
ただし、英字表記の暗記が進めば、感じる難易度は変わると思います。
J.S.A.教本には英字とカタカナの両方が掲載されているため、試験対策ではどちらの表記を見ても分かる状態を目指して覚えています。
1冊だけでは足りない?実際に使って感じた教材の使い分け
最初から7教材を使い分けようと考えていたわけではなく、勉強を進める中で必要な教材が少しずつ増えていきました。
現在は、1冊ですべてを補おうとせず、目的によって使う教材を変えています。
| 目的 | 使用している教材 |
|---|---|
| 内容を理解する | 『ヴィノテラス ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026』 |
| 地図を確認・暗記する | 『受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座』の別冊カラー地図 |
| 問題を解く | 『徹底1500問』+『VINOLET』 |
| 疑問点を確認する | 『J.S.A.教本2026年度版』 |
| 隙間時間に問題を解く | 『ソムリエ・ワインエキスパート試験対策問題集』アプリ |
特に問題演習を始めてからは、問題を解いて終わりではなく、間違えた内容を参考書へ戻って確認する時間が増えました。さらに疑問が残れば教本を開くなど、複数の教材を行き来しています。
どれか1冊に絞るより、それぞれの得意な部分を利用する方法が、現時点では私に合っています。
まとめ
参考書は「どれが一番」より使い分けが大切だった

ワインエキスパート2026の勉強で7教材を使ってきましたが、現時点では「この1冊があれば十分」という教材はありませんでした。
最初の理解には『ヴィノテラス』、地図には杉山明日香さんの別冊カラー地図、問題演習には『徹底1500問』と『VINOLET』など、それぞれ使いやすい場面が異なります。
また、最初から7教材すべてを用意したわけではありません。勉強を進める中で必要性を感じた教材を、その都度追加して現在の使い分けになりました。
まだ一次試験前のため、今回紹介した内容はあくまで現時点での評価です。
試験直前まで使い込んだ結果や、本番を受けて評価が変わった教材については、試験後に改めて追記したいと思います。
こちらもあわせてご覧ください。
→【特集】編集長、ワインエキスパートを目指す。
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