① 歴史・背景(創業・蔵元・ブランドの歩み)
ヒラブラントは、ドイツ・フランケン地方のヒュッテンハイム村で1929年から続く家族経営のワイナリーです。
2006年からワイン生産を専業とし、ヒュッテンハイマー・タンネンベルクやブレンハイマー・パラディースなどの畑でブドウを栽培しています。公式サイトによると、所有畑の約30%は急斜面にあり、多くの作業を手作業で行っています。
② ブランド・思想・位置づけ
「ミュラー・トゥルガウ アルテレーベン トロッケン」は、古樹のミュラー・トゥルガウから造られる辛口白ワインです。
「Alte Reben」はドイツ語で「古いブドウ樹」を意味します。
ヒラブラントは派手さを前面に出す生産者ではなく、Falstaffでも堅実な栽培と醸造技術を備えた造り手として紹介されています。
③ 酒質・味わい・特徴
2022年ヴィンテージはミュラー・トゥルガウを使用し、アルコール度数13%、残糖4.1g/L、酸度5.7g/Lの辛口。
古樹由来のふくよかなニュアンスに、ミュラー・トゥルガウらしいほろ苦さ、スパイシーなハーブの香りが重なります。
ミネラル感のある余韻にはほのかな甘みも感じられ、旨味、酸、果実味が調和した味わいです。
④ 評価・支持される理由
支持される理由は、ミュラー・トゥルガウの素朴な親しみやすさを残しながら、古樹ならではの厚みを楽しめる点にあります。
2017年ヴィンテージはFalstaffで86点を獲得。
料理に合わせやすい寛容なスタイルもヒラブラントの特徴として紹介されており、単体で味わうだけでなく食中酒として活躍する一本です。
⑤ 総括
ヒラブラント ミュラー・トゥルガウ アルテレーベン トロッケンは、古樹の厚みと果実味、ほろ苦さ、旨味が調和したフランケンの辛口白ワインです。
ミュラー・トゥルガウの親しみやすさと奥行きを、料理とともに楽しみたい人に向く一本です。

レビュー
1
ミュラー・トゥルガウがこんなに美味しいなんて
ミュラー・トゥルガウと言えば軽快でライトで飲みやすいフレンドリーなワイン。しかしそこそこの高級ワインに使われることはないと思っていたが、これはちょっと贅沢したいときにも使える。白い花の爽やかな香りとフルーティーさ、余韻の苦みがクゼになるかもしれない。
続きを読む 閉じる