
「ワインエキスパート2026を受験しようかな」「実際に勉強している人は、どんな教材を使っているのだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
私も2026年度のワインエキスパート試験に挑戦することを決めました。
この記事では、教材選びで迷ったことや勉強を始めて感じたこと、仕事や子育てと両立しながら学ぶ日々まで、受験生としてのリアルな体験をそのまま記録していきます。
合格した人が振り返る受験記ではなく、今まさに勉強している受験生の記録です。
教材選びから勉強方法、CBT試験当日の様子、試験結果まで、良かったことも苦戦したことも包み隠さずお伝えします。
この記事が、2026年のワインエキスパート試験に挑戦する皆さんと一緒に歩む「受験同期」のような存在になれたらうれしいです。
- きつねワインメディア編集長として知識を深めるため、2026年度のワインエキスパート試験を受験します。
- 最初は問題集から始め、その後『ヴィノテラス ワインブック』や『図解 ワイン一年生』を取り入れました。
- 文字だけでは覚えにくいため、自作地図やChatGPTで作成した教材画像を活用しています。
- 現在は『ヴィノテラス ワインブック』Vol.1を修了し、Vol.2の半分、新世界の途中まで学習しています。
- 仕事や子育てとの両立、地図暗記や復習に苦戦しながらも、少しずつ前進しています。
- 今後は教材レビュー、CBT試験当日、試験結果まで、合否を含めてリアルに記録します。
ワインエキスパート2026を受験することにしました
2026年度のワインエキスパート試験を受験することにしました。
資格取得を意識した背景には、きつねワインメディアの編集長として、より深くワインを学びたいと思ったことがあります。
ここでは、受験を考えるようになった経緯と、ワイン検定ではなくワインエキスパートを選んだ理由を綴ります。
編集長として知識を深めたいと思った
私は、きつねワインメディアの編集長として、記事の企画や編集、執筆に携わっています。
記事を作る中で感じるようになったのは、ワインの魅力を伝えるだけでなく、読者に信頼してもらえる正確な情報を届けることの大切さでした。
もちろん、記事を作成する際には書籍や公式情報をもとに調べながら執筆しています。
しかし、より深く理解したうえで情報を発信できれば、初心者の方にもわかりやすく伝えられるのではないかと思うようになりました。
きつねワインメディアを長く育てていくためにも、自分自身が体系的にワインを学びたい。そんな思いが、資格取得を目指す大きなきっかけになりました。
ワインエキスパートを受験しようと思った理由
ワインエキスパート受験のきっかけは、Webメディア運営で日頃からお世話になっている片山さんから、「ワインエキスパートに挑戦してみませんか」と提案をいただいたことでした。
片山さんご自身も、きつね珈琲メディアで扱うコーヒーの知識を深めるため、資格取得に向けて勉強しています。
その流れで、「担当しているジャンルだからこそ、専門知識を身につけてメディアを育てていきましょう」という話になり、私もワインエキスパートへの挑戦を考えるようになりました。
そのとき、「何故ワイン検定ではなく、ワインエキスパートなんですか?」と質問したところ、「知名度が高く、履歴書にも書きやすい資格だから」という回答をいただきました。
私自身も編集長として知識を深めたいという思いがあったため、その考えに納得し、2026年度のワインエキスパート試験を受験することを決めました。
教材は最初から今の形ではありませんでした
受験を決めたものの、最初から勉強の進め方が決まっていたわけではありません。
まずは問題集を購入し、その後、学習用教材や初心者向けの本を取り入れました。
ここでは、現在の教材にたどり着くまでの流れを順番に紹介します。
最初に購入したのは問題集だった

ワインエキスパートの受験を決めて、最初に購入したのは『受験のプロに教わる ソムリエ試験対策問題集 徹底1500問・ワイン地図問題付き〈2026年度版〉』という問題集でした。
まずは実際の問題を見て、どのような内容が出題されるのかを知りたいと思ったからです。
この時点では、詳しい勉強方法や教材の使い方までは決めていませんでした。「とりあえず問題を見てみよう」という、かなり軽い気持ちでページを開いたのを覚えています。
しかし、実際に問題を読んでみると、まったく答えが分かりません。
ワインの産地やブドウ品種だけではなく、栽培、醸造、酒類概論など、想像していた以上に出題範囲が広いと気づきました。問題を見るだけでは、何から覚えればよいのかも分からない状態です。
問題集を最初に購入したことで、試験の難しさと、体系的な勉強が必要だという現実を早い段階で知ることになりました。
ヴィノテラスを勧めてもらい勉強法が決まった

問題集を見ても、何から手をつければよいのか分からなかったため、片山さんに勉強方法を相談しました。
そこで教えてもらったのが、『ヴィノテラス ワインスクール ソムリエ・ワインエキスパート試験対策2026 Vol.1 Vol.2』(以下、『ヴィノテラス 試験対策本』)を軸に進める方法です。
片山さんからは、「まずはヴィノテラスを丸ごと覚えるイメージで進めましょう」とアドバイスをもらいました。
最初に問題集を開いたときは、膨大な試験範囲を前にして、どこから覚えればよいのか迷っていた状態です。
学習の軸となる教材が決まったことで、ようやく勉強の方向性が見えてきました。

現在は、『ヴィノテラス 試験対策本』(ソフトカバー版)を読み進めながら、重要な産地やブドウ品種、各国の制度などを整理しています。
問題集は最初から正解を目指す教材ではなく、学んだ内容を確認するために使うことにしました。
教材ごとの役割を分けたことで、少しずつ勉強を進められるようになりました。
教本の厚さに圧倒された

ワインエキスパート受験の申込み後、1週間ほどで日本ソムリエ協会の教本が届きました。
「なんだこの箱は?」と思いながら箱を開け、最初に感じたのは「分厚い!」ということでした。
ワインだけではなく、日本酒や焼酎、その他の酒類、料理との組み合わせなども掲載されており、「本当にここまで全部が試験範囲なの?」と思わずページをめくり直しました。
受験前から簡単な試験ではないと分かっていたものの、教本を目の前にすると、改めて覚える内容の多さを実感します。

教本には詳細な情報が載っているため、試験勉強には欠かせません。ただ、最初から教本だけを読み進めるには、私にはハードルが高く感じられました。
そのため、届いた後は本棚に置いたまま、今もほとんど手をつけていない状態が続いています。
まずは『ヴィノテラス 試験対策本』で基本を学び、必要な箇所を教本で確認する形が、今の私には合っていると感じています。
『ワイン一年生』との出会いで理解しやすくなった

『ヴィノテラス 試験対策本』を使って勉強を始めたものの、内容やワイン造りの流れの理解だけで精いっぱいでした。
学習の進み具合を再び片山さんに相談したところ、「まずは『ワイン一年生』を読んでみてはどうですか」と勧めてもらいました。
後日、片山さんから『図解 ワイン一年生』をプレゼントしていただき、早速読んでみることにしました。
ブドウ品種がキャラクターとして描かれており、味わいや特徴が初心者にもイメージしやすく説明されています。分厚い教本を前に立ち止まっていた私でも、無理なく読み進められました。

試験に必要な知識をすべて学べる本ではありません。
それでも、ワインの品種や産地の全体像をつかむ入口として役立っています。
先に初心者向けの本でイメージをつかんだことで、『ヴィノテラス 試験対策本』に出てくる内容も、以前より理解しやすくなりました。
実際に勉強を始めてみて感じたこと
教材がそろい、いよいよ勉強を始めました。
しかし、実際に学び始めると想像していた以上に覚えることが多く、戸惑う場面の連続でした。
ここでは、勉強を始めて感じたことや、自分なりの勉強法を見つけるまでの過程を紹介します。
何から覚えればいいのかわからなかった
勉強を始めたばかりの頃は、何から覚えればよいのか全く分かりませんでした。
産地を覚えるべきなのか、ブドウ品種を優先するべきなのか、それとも醸造方法から学ぶべきなのか、勉強の順番すら見えていなかったからです。
教材を読み進めても、横文字が次々と登場します。
その横文字が、産地名なのか、ブドウ品種なのか、人名なのか、その違いすら分からないことも少なくありませんでした。
さらに、フランスだけでも地方名やA.O.C.、ブドウ品種など覚える内容が数多くあります。
「どこから手を付ければいいんだろう」と立ち止まる日もありました。
今振り返ると、最初から全部理解しようとしていたことが、一番の遠回りだったのかもしれません。
自分なりの勉強法が少しずつ見えてきた

勉強を続ける中で、「自分には文字だけでは覚えにくい」ということが分かってきました。
そこで始めたのが、地図や画像を活用した勉強です。
『ヴィノテラス 試験対策本』を読みながら、自分で産地の地図をまとめたり、重要なポイントを書き込んだりするようになりました。さらに、ChatGPTも活用し、地図や覚えたい内容を1枚にまとめた教材画像も作成しています。
『ヴィノテラス 試験対策本』は落ち着いたサーモンカラーを基調とした教材デザインになっています。地図はそのカラーの濃淡でエリア分けをしており、目に優しい雰囲気です。
少々手間ではありますが、ChatGPTでカラフルな地図を作成することは、文字だけで暗記するよりも私には合っているようで、以前より産地同士の位置関係もイメージしやすくなりました。
まだ試行錯誤の途中ですが、「自分に合った勉強法」を少しずつ見つけられている実感があります。
仕事・子育て・勉強の両立は想像以上に大変
勉強時間を確保することも、大きな課題でした。
日中は編集長として記事の企画や編集、執筆などの仕事があり、子どもたちとの時間もあります。
まとまった勉強時間が取れるのは、子どもを寝かしつけた後です。
「今日は1時間勉強しよう」と思っていたものの、寝かしつけでそのまま寝落ちしてしまった日も何度かありました。
予定どおりに勉強が進まず、「今日は全然できなかった」と落ち込む日もあります。
それでも、少しでも教本を開く、問題を数問解く、地図を1枚作るなど、小さな積み重ねを意識するようにしています。
毎日順調に進んでいるわけではありません。
それも含めて、受験までのリアルな記録として、このシリーズで残していきたいと思っています。
現在(2026年7月時点)の勉強状況
勉強を始めてから少しずつ知識が積み重なり、教材も少しずつ進んできました。
まだ試験までの道のりは長く、苦戦している部分もありますが、ここでは現時点での進捗と、今感じている課題を紹介します。
ここまでの進捗

現在は、『ヴィノテラス 試験対策本』Vol.1を修了し、Vol.2は半分ほどまで進みました。
学習範囲としては、フランスやイタリア、スペインなどの旧世界はひと通り学び終え、新世界も半分ほどまで進みました。国ごとに特徴や主要産地を整理しながら勉強しています。
また、暗記だけでは覚えにくい産地については、自分で地図を作成したり、ChatGPTを活用して教材画像を作ったりしています。
試験対策だけではなく、「自分が理解しやすい教材」を作ることも、勉強の一部になっています。
ChatGPTでは、地図作成だけでなく、特に重要なポイントのピックアップもしてもらっています。
このAIのチョイスが本当に正しいのかドキドキですが、後々、問題集と照らし合わせながら、精度を高めていきたいと思っています。
ここまでで、約230ページ…果たして何ページまでいくのか…。
今苦戦していること
一番苦戦しているのは、やはり地図と品種の暗記です。
産地の位置関係は一度覚えたと思っても、数日後には「あれ、どこだったかな」と忘れてしまうことが少なくありません。
ワインエキスパート試験は覚える情報量が多いため、新しい内容を学びながら、以前学んだ内容も繰り返し復習する必要があります。
「覚えた」と思っていた知識が抜けていることもあり、思うように進まない日もあります。
それでも、以前は全く分からなかった国や産地が少しずつ頭の中でつながるようになってきました。
まだ試験本番までは時間があります。焦らず一歩ずつ積み重ねながら、この受験記でも学習の進捗をリアルに記録していく予定です。
これから試験当日までリアルに記録します

今回の記事では、受験を決めた理由や教材選び、現在の勉強状況について紹介しました。
この先も勉強の進捗や試験当日の様子、試験結果まで、良いことも思うようにいかなかったことも含めて、そのまま記録していく予定です。
教材を使って感じたことや勉強法の変化、CBT試験当日の雰囲気、試験を終えた直後の率直な感想、そして合格・不合格を含めた結果まで、できるだけリアルにお伝えしたいと考えています。
ワインエキスパート試験に挑戦している方も、これから受験を考えている方も、不安や悩みはきっと同じです。
この受験記が、「自分だけじゃない」と感じられる場所になればうれしく思います。
受験本番まで、そして試験結果が出るその日まで、「受験同期」として一緒にゴールを目指していきましょう。
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