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フルボディの赤ワインおすすめ8選|濃厚な味わいの定番銘柄と選び方

フルボディの赤ワインには、税込1,000円前後から選べる手頃な銘柄から、果実味やタンニンをしっかり楽しめる2,000円台の銘柄まであります。

鈴木編集長

「フルボディって、結局どんな味なの?」

「渋いワインは苦手だけど、飲みごたえはほしい」

「種類が多くて、初心者はどれを選べばいいか分からない」

フルボディは、単に「渋い赤ワイン」を指す言葉ではありません。果実味やタンニン、酸味、アルコール感などが組み合わさり、口に含んだときに厚みや飲みごたえを感じるタイプを表します。 

本記事では、初心者でも選びやすいフルボディの赤ワインおすすめ8選を、産地・品種・価格・味わいで比較します。

価格を抑えるなら『コノスル カルメネール』、定番のカベルネを選ぶなら『カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン』など、好みに合わせた選び方も紹介します。

比較表やラベルの見方も解説するので、予算や好みに合う銘柄を探す参考にしてください。

▼本記事の要約
  • 本記事では、チリ・アルゼンチン・スペイン・イタリア・フランス・オーストラリアの6か国から8銘柄を紹介
  • 価格帯は税込886円〜2,849円で、うち1銘柄が1,000円未満、4銘柄が1,000円台
  • フルボディは、口に含んだときに厚みや重さ、飲みごたえを感じるタイプ の赤ワインを指します
  • 同じフルボディでも、品種や産地、造り方によってタンニンや果実味、口当たりには違いがある
  • ステーキや煮込み料理など、味の濃い料理との組み合わせが紹介されている銘柄もある

※本記事は2026年9月時点の情報に基づいています。価格や取り扱いは店舗・時期・ヴィンテージにより異なる場合があるため、購入前に販売店でご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。

  • きつねワインメディア編集長の鈴木里香です。
  • 現在は、初心者の方でもわかりやすく、自分に合った一本を見つけられるような情報発信を心がけています。
  • 実際に飲んで感じた味わいや、食事・シーン別の楽しみ方、コスパの良いワインなどを中心に紹介しています。
  • きつねワインメディアでは、ブドウ品種や産地、味わいの違いをわかりやすく整理し、ワインに興味はあるけれど難しそうと感じている方の入り口になることを目指しています。

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フルボディの赤ワインとは?初心者が知っておきたい3つの特徴

フルボディの赤ワインといっても、渋みの強さや果実味、口当たりは銘柄によって異なります。

まずは「フルボディ」が何を表す言葉なのか、料理との合わせ方や価格帯とあわせて確認しておきましょう。 

特徴①|厚みや飲みごたえを感じるタイプ

フルボディは、口に含んだときの重さや厚み、飲みごたえを感じるワインを表す言葉です。 

果実味やタンニン、酸味、アルコール感など複数の要素が組み合わさり、ワイン全体のボリューム感につながります。

一般的に使われる「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」のなかでは、もっとも重厚なタイプを指します。 

ただし明確な数値基準があるわけではなく、販売店によって表記が分かれる場合もあります。
ラベルやメーカーの説明を目安として使うとよいでしょう。

特徴②|肉料理や濃い味付けの料理と合わせやすい

フルボディの赤ワインは、味の濃い料理との組み合わせが紹介されることが多くあります。

タンニンや果実味がしっかりしているため、ステーキや煮込み料理など、味わいの強い料理とバランスを取りやすい傾向があります。

今回紹介する銘柄でも、ステーキやビーフシチュー、羊肉や熟成チーズとのペアリングが各メーカーから提案されています。

肉料理に合わせる1本を探している方は、料理との相性も確認しながら選ぶと候補を絞りやすいでしょう。

特徴③|1,000円台から選べる銘柄もある

フルボディの赤ワインには、手頃な価格帯から選べる銘柄もあります。

今回紹介する8銘柄では、もっとも手頃な『コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバ』が税込886円。

4本が税込1,000円台で購入できます。

フルボディは価格が高いイメージを持っている方も、まずは1,000円台を目安に探すと候補を見つけやすいでしょう。

フルボディの赤ワインおすすめ8選|銘柄ごとの特徴を詳しく解説

まずは8銘柄を「産地・品種・価格・特徴」で一覧にまとめました。
気になる1本を見つけてから、下の詳しい解説を読んでみてください。

※掲載順は産地別で、おすすめ順位や品質の優劣を示すものではありません。

フルボディの赤ワインおすすめ8選の比較一覧表

銘柄名産地品種参考価格(税込)こんな人におすすめ
コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバチリカルメネール主体886円価格を抑えてフルボディを試したい方 
カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨンチリカベルネ・ソーヴィニヨン1,477円初めてフルボディを選ぶ方 
トリヴェント リザーブ マルベックアルゼンチンマルベック1,982円果実味となめらかなタンニンを楽しみたい方
オノロ・ベラ フミーリャスペインモナストレル1,650円濃厚な果実味と飲みごたえを求める方 
カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォイタリアモンテプルチアーノ2,849円凝縮した果実味を楽しみたい方
ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリアイタリアプリミティーヴォ2,420円濃い果実味となめらかな口当たりを楽しみたい方
シャトー・ド・フォントニーユ 赤 フランス(ボルドー)メルロ主体1,870円ボルドー産のフルボディを試したい方
ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ・カベルネオーストラリアシラーズ、カベルネ2,057円果実味とタンニンのバランスを重視したい方

※2026年9月時点の参考価格です。価格や取り扱いは店舗・時期・ヴィンテージにより変動します。

ここからは8銘柄それぞれの特徴と、各銘柄が初心者におすすめできる理由を、わかりやすく解説します。
各銘柄にはスペック表と主な購入先を掲載しているため、比較しながら選ぶ際の参考にしてください。

コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバ

今回の8選でもっとも手頃な価格帯の1本です。
チリを代表する品種カルメネールを主体に、まろやかなタンニンを持つタイプとされています。

味わいフルボディ・辛口・質のよい酸味とまろやかなタンニン
容量750ml
産地チリ/D.O.セントラル・ヴァレー
ぶどうの種類カルメネール85%、その他15%
アルコール度数13%
参考価格(税込)886円
こんな人にまず1本試したい方、価格を抑えたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、スーパー、酒販店

『コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバ』は、カルメネールを85%使用。

黒コショウを思わせるスパイシーな香りに、熟したブルーベリーやコーヒーのニュアンスが重なります。味わいはフルボディながら、タンニンはまろやか。熟した果実の風味とスパイシーな香りまろやかなタンニンを楽しめるタイプです。

飲み頃温度は16〜18℃

ハンバーグのデミグラスソースやビーフシチュー、サーロインステーキとの組み合わせが挙げられており、フルボディを税込1,000円以内で試したい方の候補に入れやすい1本です。

カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン

チリのワイナリー、コンチャ・イ・トロが手がける赤ワインです。
カベルネ・ソーヴィニヨンらしい力強さを手頃な価格帯で試したい方に向く1本。

味わいフルボディ・辛口・力強いタンニンと豊かな果実味
容量750ml
産地チリ/セントラル・ヴァレー
ぶどうの種類カベルネ・ソーヴィニヨン
アルコール度数13%
参考価格(税込)1,477円
こんな人に定番から試したい方、赤身の肉に合わせたい方
主な購入先スーパー、Amazon、楽天市場、酒販店

『カッシェロ・デル・ディアブロ』は、スペイン語で「悪魔の蔵」を意味します。

ワインの盗み飲みを防ぐため、創立者が「蔵には悪魔が棲んでいる」という噂を流した逸話がブランド名の由来です。

味わいはカシスやチェリー、プラムを思わせる果実の香りが中心。そこに樽熟成由来のトーストのニュアンスが重なります。タンニンは力強く、余韻は長めです。

赤身の肉や羊のリブ肉、熟成タイプのチーズとの組み合わせが公式で挙げられています。

フルボディらしいタンニンや黒系果実の風味を楽しみたい方が、定番から選ぶときに検討しやすい赤ワインです。

トリヴェント リザーブ マルベック

アルゼンチンのマルベックを代表する生産者が手がける赤ワインです。

味わいフルボディ・辛口・なめらかなタンニン
容量750ml
産地アルゼンチン/メンドーサ・ルハン・デ・クージョ
ぶどうの種類マルベック
アルコール度数13.5%
参考価格(税込)1,982円
こんな人に評価を目安にしたい方、ステーキに合わせたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店

濃い果実味を楽しみつつ、タンニンの口当たりも重視したい方に向くマルベックです。
イチジクやプラム、ラズベリーを思わせる果実の香りに、樽熟成によるバニラのニュアンスが重なります。タンニンはなめらかで、余韻が長く続くタイプです。

肉料理と合わせる1本を探している方やマルベックを試したい方向けの候補になります。

オノロ・ベラ フミーリャ

スペイン南東部フミーリャの、モナストレルを使った赤ワインです。

味わいフルボディ・辛口・豊かな果実味とスパイシーさ
容量750ml
産地スペイン/フミーリャ
ぶどうの種類モナストレル
アルコール度数14%
参考価格(税込)1,650円
こんな人に濃い果実味やスパイシーな風味を楽しみたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店

スペイン南東部フミーリャのモナストレルから造られる、凝縮した果実味とスパイシーな風味を楽しみたい方に向くフルボディです。

畑はフミーリャ北部の標高650~700mにあり、石灰石を主体とした痩せた土壌でぶどうを栽培しています。 

香りはブルーベリーや森の下生えを思わせる香りがあり、豊かな果実味のなかにスパイシーさが加わる味わいです。

アルコール度数の高さだけではなく、凝縮した果実味を軸に飲みごたえのある赤ワインを探している方に候補となる1本です。

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カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

イタリア・アブルッツォ州の生産者ファルネーゼが手がける赤ワインです。

味わいフルボディ・辛口・凝縮した果実味
容量750ml
産地イタリア/アブルッツォ州
ぶどうの種類モンテプルチアーノ
アルコール度数14.0%
参考価格(税込)2,849円
こんな人に果実味の濃さを求める方、パスタや煮込みに合わせたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店

『カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ』は、凝縮した果実味を楽しみたい方に向くイタリア産のフルボディです。

イタリア・アブルッツォ州で栽培されたモンテプルチャーノを使用。

現在は1枝から4房を収穫するように収量を抑え、樹齢の古いぶどう樹から凝縮感のある果実を得ています

収穫はすべて手摘みで行い、ステンレスタンクで発酵させたあと、アメリカンオーク樽で6か月熟成。タンニンの状態によってはフレンチオーク樽も使用されます。

輸入元では「濃厚なフルボディ」でありながら、口当たりの丸さや複雑さも備えたワインと紹介されています。

力強さだけでなく、濃い果実味となめらかな口当たりを重視して選びたい方に候補となる1本です。

ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア

南イタリア・プーリア州を代表する品種、プリミティーヴォを使った赤ワインです。
果実味の濃さと飲みやすさを両立したタイプとされています。

味わいフルボディ・辛口・濃厚な果実味となめらかさ
容量750ml
産地イタリア/プーリア州マンドゥーリア
ぶどうの種類プリミティーヴォ
アルコール度数約14%
参考価格(税込)2,420円
こんな人に渋みが苦手な方、果実の甘やかさを求める方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店

プリミティーヴォは、プーリア州で広く栽培されている黒ぶどうです。

『ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア』は、濃い果実味となめらかな口当たりを楽しみたい方に候補となる1本です。

艶のあるルビーレッドの色調で、いきいきとしたタンニンを持ちながら、口当たりは滑らかに仕上げられています。

フルボディの飲みごたえを楽しみつつ、口当たりのなめらかさも重視したい方に選びやすいでしょう。

シャトー・ド・フォントニーユ 赤

ボルドーらしい品種のブレンドと、なめらかな口当たりを楽しめるフルボディの赤ワインです。

味わいフルボディ・辛口・丸みのあるタンニン
容量750ml
産地フランス/ボルドー
ぶどうの種類メルロ主体、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
アルコール度数14.5%
参考価格(税込)1,870円
こんな人にボルドーを試したい方、贈り物を探している方
主な購入先スーパー、Amazon、楽天市場、酒販店

『シャトー・ド・フォントニーユ 赤』は、メルロー80%に、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、カベルネ・フラン10%をブレンド

深みのあるルビー色で、タンニンが味わいに溶け込んだ滑らかな質感が特徴です。しっかりした飲みごたえを持ちながら、全体はバランスよく仕上げられています。

力強い渋みを前面に出したタイプより、果実味と口当たりのバランスを重視したい方に選びやすい1本です。

ボルドー産のフルボディを初めて試す方にも候補になるでしょう。

ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ・カベルネ

オーストラリアを代表するワイナリーが手がける、伝統的なブレンドの赤ワインです。
初ヴィンテージは1976年という、息の長いシリーズになっています。

味わいフルボディ・辛口・ビロードのようになめらかな舌触り
容量750ml
産地オーストラリア/南オーストラリア
ぶどうの種類シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン
アルコール度数約14%
参考価格(税込)2,057円
こんな人にブレンドの妙を知りたい方、バランス重視の方
主な購入先スーパー、Amazon、楽天市場、酒販店

『ペンフォールズ クヌンガ・ヒル シラーズ・カベルネ』はシラーズの豊かな果実味と、カベルネ・ソーヴィニヨンの骨格を一緒に楽しめるフルボディ「オーストラリアン・ブレンド」と呼ばれる伝統的な組み合わせです。

シラーズが肉付きのよい果実味を、カベルネ・ソーヴィニヨンが細やかなタンニンと骨格を担う構成になっています。

ラズベリーやブラックベリー、トーストしたオークのニュアンス。若いうちから楽しみやすいスタイルとして紹介されています。

単一品種だけでなく、品種を組み合わせることで生まれる味わいを楽しみたい方に候補となる1本。

タイプ別おすすめのフルボディの赤ワイン

8本から迷ったら、価格・果実味・口当たり・産地など、重視したい条件から選ぶと候補を絞りやすくなります。

ここでは、今回紹介した銘柄から5つのタイプに分けて選び方を紹介します。

タイプ①|入門編におすすめの『カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン』

カベルネらしい果実味とタンニンを、税込1,477円で確かめられる1本です。

カシスやチェリーの果実味に樽由来のトースト香が重なります。カベルネ・ソーヴィニヨンらしい力強さを試してみたい方に候補となります。

タイプ②|価格を抑えたい方には『コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバ』

税込1,000円以内でフルボディを試したい方には、『コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバ』が候補になります。

今回の8選でもっとも手頃な税込886円で、まろやかなタンニンと熟した果実の風味を楽しめます。ハンバーグやビーフシチューとの組み合わせが挙げられており、普段の食卓に合わせやすいタイプです。

タイプ③|飲みごたえを求める方には『オノロ・ベラ フミーリャ』

凝縮した果実味とスパイシーな風味を楽しみたいなら、『オノロ・ベラ フミーリャ』が候補です。

フミーリャ北部の痩せた土壌で収量を抑えて育てたモナストレルを使用し、ブルーベリーを思わせる香りと豊かな果実味を持ちます。

果実の濃さを軸に、飲みごたえのあるフルボディを選びたい方に向いています。

タイプ④|なめらかな口当たりを重視したい方には『ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア』

濃い果実味となめらかな口当たりを楽しみたい方には『ポッジョ・レ・ヴォルピ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア』が候補です。

プリミティーヴォは熟した果実の甘やかさが出やすく、渋みが穏やかに仕上がりやすい品種とされているためです。

果実味の濃さと飲みやすさを両立させたい方に向いたタイプといえます。

タイプ⑤|ボルドーを試したい方には『シャトー・ド・フォントニーユ 赤』

ボルドーの赤ワインを試したい方には、『シャトー・ド・フォントニーユ 赤』が向いています。

ボルドーで広く使われるメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランの3品種をブレンド。タンニンは味わいに溶け込むようになめらかで、渋みが強く出すぎません。

カッシェロ・デル・ディアブロと飲み比べれば、チリのカベルネとボルドーのメルロ主体で味わいがどう変わるかを体験できます。

フルボディの赤ワインの選び方4つのコツ

フルボディの赤ワインを選ぶときは、「品種」「産地」「渋みと果実味」「合わせる料理」の4つを整理すると候補を絞りやすくなります。

ここでは、初心者でもすぐ実践できる4つの選び方を、わかりやすく紹介します。

選び方①|品種から味わいの方向を決める

品種が分かれば、味わいの方向はおおよそ見当がつきます。

今回紹介した銘柄に使われている品種には、それぞれ傾向があります。

品種味わいの傾向
カベルネ・ソーヴィニヨンカシスなど黒い果実の香りとしっかりしたタンニンを求める方
マルベックなめらかなタンニンと熟した果実味を楽しみたい方
モナストレル凝縮した果実味とスパイシーさを求める方
プリミティーヴォ果実の甘やかさがあり、渋みは穏やかなタイプを探す方
メルロ丸みのある口当たりを重視する方

しっかりしたタンニンを求めるか、果実味やなめらかな口当たりを重視するかを先に決めると、候補を絞りやすくなります。

選び方②|産地から果実味や味わいの候補を絞る

産地で選ぶときは、国名だけでなく品種とセットで確認すると違いを比較しやすくなります。

今回紹介する8本では、チリのカルメネールとカベルネ・ソーヴィニヨン、アルゼンチンのマルベック、スペイン・フミーリャのモナストレルを選びました。

イタリアではモンテプルチアーノとプリミティーヴォ、フランスではボルドーの3品種ブレンド、オーストラリアではシラーズとカベルネ・ソーヴィニヨンを比較できます。

気に入った銘柄が見つかったら、同じ品種や産地の別商品へ広げると、自分の好みを把握しやすくなるでしょう。

選び方③|渋みと果実味のバランスで選ぶ

同じフルボディでも、渋みを前面に出すタイプと、果実味を主役にするタイプがあります。

「フルボディ=渋い」と考えて選ぶと、好みと違う1本になってしまうことがあるためです。

重視したい要素今回の8本での候補
しっかりしたタンニン『カッシェロ・デル・ディアブロ』
凝縮した果実味『オノロ・ベラ』、『カサーレ・ヴェッキオ』
なめらかな口当たり『トリヴェント』、『シャトー・ド・フォントニーユ』
果実味となめらかさ『ポッジョ・レ・ヴォルピ』

商品説明に「タンニン」「果実味」のどちらが強調されているかを見ると、方向性を読み取りやすくなります。

選び方④|合わせたい料理から選ぶ

合わせたい料理が決まっている場合は、そこから逆算する方法もあります。

フルボディの赤ワインは、料理との相性が公式で具体的に紹介されていることが多いためです。

今回の銘柄では、ステーキやビーフシチューならコノスル カルメネール、赤身の肉や熟成チーズならカッシェロ・デル・ディアブロとの組み合わせが挙げられています。

普段よく作る料理を思い浮かべながら選ぶと、購入後に活躍する場面が想像しやすくなります。

フルボディの赤ワインを購入するときの3つの注意点

フルボディの赤ワインを購入するときは、商品名やボディ表記、送料を含めた販売価格を確認しましょう。
同じブランドの商品でも種類が複数あり、販売店によって掲載情報が異なる場合があります。

注意点①|同じ生産者でもシリーズによって味わいが違う

同じ生産者でも、シリーズや品種によって香りや味わいの傾向は異なります。

たとえばコノスルには、今回紹介したビシクレタ・レゼルバのほか、レゼルバ・エスペシャルや20バレルなど複数のシリーズがあります。

カッシェロ・デル・ディアブロにも、カベルネ・ソーヴィニヨンのほかメルローやシラーズがあります。

同じブランドではラベルのデザインが似ている商品もあるため、購入前に品種名やシリーズ名まで確認しましょう。

注意点②|販売ページによってボディの表記が異なる場合がある

同じ銘柄でも、販売店によってボディの表記が違うことがあります。

ボディの区分には統一された法的基準がなく、輸入元や販売店の判断で記載されているためです。

「フルボディ」と「ミディアムフルボディ」のように表記が分かれる銘柄もあります。

気になる場合は、メーカーや輸入元の公式情報を確認すると判断しやすくなります。

注意点③|本体価格だけでなく送料を含めて比較する

通販で購入する場合は、本体価格に送料を足した金額で比較しましょう。

1本だけ購入すると、送料の割合が大きくなりやすいためです。ショップによっては一定金額以上の購入で送料が無料になる場合があります。

複数本をまとめて購入するか、送料込みの総額で見比べると、価格を抑えやすくなります。

フルボディの赤ワインに関するよくある質問Q&A

フルボディの赤ワイン初心者の方が気になりやすい疑問を、Q&A形式でまとめました。
購入前に気になりやすい、味わい・価格・選び方・購入場所について解説します。

Q1. フルボディとはどういう意味ですか?

フルボディとは、口に含んだときに厚みや重さ、飲みごたえを感じるワインを表す言葉です。

果実味やタンニン、酸味、アルコール感などが組み合わさって、全体のボリューム感につながります。

ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディという表現が使われますが、統一された数値基準があるわけではありません。

Q2. フルボディの赤ワインは初心者でも飲めますか?

渋みの穏やかな銘柄を選べば、初心者の方でも試しやすいタイプがあります。

フルボディのなかでも、プリミティーヴォのように果実の甘やかさが出やすく渋みが控えめな品種があるためです。

渋みが気になる場合は、メーカーが肉料理や煮込み料理との組み合わせを紹介している銘柄から選ぶ方法もあります。

Q3. 1,000円台のフルボディの赤ワインでも楽しめますか?

1,000円台でも、フルボディの赤ワインにはさまざまな銘柄があります。

価格だけで美味しさや品質が決まるわけではありません。今回紹介した銘柄にも、樽熟成を経たタイプや、産地の個性が表れたものが含まれています。

味の好みには個人差があるため、価格だけでなく、品種や産地、渋みと果実味のバランスを確認して選ぶと好みに近い1本を探しやすくなります。

Q4. 初めて買うならどれを選べばよいですか?

今回の8選から選ぶなら、『カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン』か『コノスル カルメネール ビシクレタ・レゼルバ』が候補です。

前者は税込1,477円でカベルネらしい力強さを、後者は税込886円でまろやかなタンニンを知ることができます。

初めてフルボディらしい力強さを試すなら『カッシェロ・デル・ディアブロ』、価格を抑えるなら『コノスル』が候補です。

Q5. フルボディの赤ワインはどこで購入できますか?

スーパーや酒販店、Amazon、楽天市場などで購入できます。

取り扱う銘柄は店舗によって異なるため、目当ての商品が決まっている場合はオンラインで商品名を検索すると探しやすいでしょう。

まとめ
フルボディの赤ワインおすすめ8選|濃厚な味わいの定番銘柄と選び方

フルボディの赤ワインには、しっかりしたタンニンを楽しめるタイプから、熟した果実味となめらかな口当たりを楽しめるタイプまであります。

「フルボディ=渋くて重い赤ワイン」と決めつけず、品種・産地・渋みと果実味のバランス・合わせる料理から選ぶと、好みに近い1本を探しやすくなります。

品種で選ぶタンニンを楽しむならカベルネ・ソーヴィニヨン、果実味を重視するならプリミティーヴォなど
産地で選ぶチリ、アルゼンチン、スペイン、イタリア、フランス、オーストラリアから比較する
渋みと果実味で選ぶ力強さを求めるか、果実味となめらかな口当たりを重視するかで絞る
料理で選ぶステーキや煮込み料理、トマトソースの料理、熟成タイプのチーズなどから選ぶ

鈴木編集長

今回は、チリ、アルゼンチン、スペイン、イタリア、フランス、オーストラリアから、フルボディの8銘柄を紹介しました。

同じフルボディでも味わいは一様ではありません。タンニンの力強さ、果実味の濃さ、口当たりのなめらかさなど、自分が重視したい要素から好みに近い1本を探してみてください。

※本記事の情報は2026年9月時点のものです。価格や取り扱いはショップ・地域・時期・ヴィンテージにより異なる場合があります。最新情報は各販売店または各メーカー公式サイトでご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。飲酒運転は絶対にやめましょう。

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