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安い甲州ワインおすすめ8選|1,000円台から買える定番銘柄を紹介

甲州ワインには、シャンモリやホンジョーなど、税込1,000円台から買える定番銘柄があります。

鈴木編集長

「甲州ワインって、安くても美味しいの?」

「シュール・リーってよく聞くけど、どんな味なの?」

「種類が多くて、初心者はどれを選べばいいか分からない」

そんな疑問をお持ちのワイン初心者の方に向けて、本記事では甲州ワインのおすすめ8選を、ワイナリー・製法・価格・味わいで比較します。

手頃な価格から試すならシャンモリ 山梨県産甲州 白辛口、シュール・リー製法による旨味を楽しみたいならホンジョー 甲州シュール・リーやグラン甲州、スパークリングなら酵母の泡 甲州が候補です。

比較表やラベルの見方も解説するので、予算や好みに合う銘柄を探す参考にしてください。

▼本記事の要約
  • 本記事では、盛田甲州ワイナリー、岩崎醸造、蒼龍葡萄酒、白百合醸造、まるき葡萄酒、マンズワイン、シャトー・メルシャン、サントリーの8ワイナリーから8銘柄を紹介
  • 価格帯は税込1,453円〜3,300円で、うち4銘柄が1,000円台
  • 甲州は日本固有の白ぶどう品種で、柑橘を思わせる香りを持つワインも多く造られています
  • 旨味や厚みを求めるなら、澱と接触させて熟成する「シュール・リー製法」の銘柄が目安になります
  • 泡から試したい方には、アルコール11%のマンズワイン「酵母の泡 甲州」が向いています

※本記事は2026年9月時点の情報に基づいています。価格や取り扱いは店舗・時期・ヴィンテージにより異なる場合があるため、購入前に販売店でご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。

  • きつねワインメディア編集長の鈴木里香です。
  • 現在は、初心者の方でもわかりやすく、自分に合った一本を見つけられるような情報発信を心がけています。
  • 実際に飲んで感じた味わいや、食事・シーン別の楽しみ方、コスパの良いワインなどを中心に紹介しています。
  • きつねワインメディアでは、ブドウ品種や産地、味わいの違いをわかりやすく整理し、ワインに興味はあるけれど難しそうと感じている方の入り口になることを目指しています。

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初心者にも選びやすい甲州ワインの3つの特徴

甲州ワインには、和食と合わせやすい辛口をはじめ、シュール・リーやスパークリングなど製法の異なる銘柄があります。

今回紹介する8本も、味わいや製法、価格帯に違いがあります。ここでは、初めて甲州ワインを選ぶ前に知っておきたい3つの特徴を紹介します。

特徴①|和食に合わせやすい辛口が多い

甲州には、和食との組み合わせが紹介されている辛口ワインが多くあります。

甲州を使った辛口ワインでは、柑橘を思わせる香りや酸味が特徴として挙げられます。今回紹介する銘柄でも、寿司や天ぷら、焼き魚などとのペアリングが各メーカーから提案されています。

普段の和食に合わせる白ワインを探している方は、料理との相性も確認しながら選ぶと候補を絞りやすいでしょう。

特徴②|シュール・リー製法など造り方の違いで選べる

甲州ワインは、製法を確認すると味わいを選ぶ目安になります。

代表的なのが「シュール・リー」です。発酵後のワインを澱と接触させたまま熟成させる製法で、旨味や厚みを持たせる目的で使われます。

ほかにも樽を使ったタイプやスパークリングなどがあります。ラベルや商品説明に製法が記載されている場合は、好みの味わいを探す手がかりにしてみてください。

特徴③|1,000円台から選べる甲州ワインもある

甲州ワインには、1,000円台から購入できる銘柄もあります。

今回紹介する8銘柄では4本が税込1,000円台です。もっとも手頃な『シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口』は税込1,453円、『グラン甲州』は税込1,650円となっています。

日本ワインは価格が高いイメージを持っている方も、まずは税込2,000円以内を目安に探すと候補を見つけやすいでしょう。

安い甲州ワインおすすめ8選の比較一覧表

まずは8銘柄を「ワイナリー・タイプ・価格・特徴」で一覧にまとめました。

気になる1本を見つけてから、下の詳しい解説を読んでみてください。

※掲載順はワイナリー別で、おすすめ順位や品質の優劣を示すものではありません。

銘柄名ワイナリータイプ参考価格(税込)特徴
シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口盛田甲州ワイナリー白・辛口1,453円今回の8選でもっとも手頃
ホンジョー 甲州シュール・リー岩崎醸造白・辛口1,980円シュール・リーによる旨味と心地よい苦味
グラン甲州蒼龍葡萄酒白・辛口1,650円シュール・リーで旨味を引き出した1本
ロリアン 勝沼甲州白百合醸造白・辛口3,300円2019年がDWWA2021プラチナ受賞
いろ 甲州まるき葡萄酒白・やや辛口1,870円柑橘と白桃を思わせる香り
酵母の泡 甲州マンズワイン白・発泡(やや辛口)2,200円アルコール11%の甲州スパークリング
シャトー・メルシャン 山梨甲州シャトー・メルシャン白・辛口2,411円入手しやすい大手の定番
フロムファーム 甲州 日本の白サントリー白・辛口2,420円甲州らしい渋味を感じるタイプ

※2026年9月時点の参考価格です。価格や取り扱いは店舗・時期・ヴィンテージにより変動します。

甲州ワイン8選|銘柄ごとの詳しい解説

ここからは8銘柄それぞれの特徴と、各銘柄が初心者におすすめできる理由を、わかりやすく解説します。

各銘柄にはスペック表と主な購入先を掲載しているため、比較しながら選ぶ際の参考にしてください。

シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口

今回の8選でもっとも手頃な価格帯の1本です。
さわやかな香りとすっきりした飲み口が特徴の辛口白ワインとされています。

味わい辛口・すっきり・ほのかな柑橘の香り
容量720ml
産地日本/山梨県
ぶどうの種類甲州
アルコール度数約12%
参考価格(税込)1,453円
こんな人にまず1本試したい方、価格を抑えたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店、スーパー

盛田甲州ワイナリーは、山梨県甲州市勝沼町にあるワイナリーです。1881年に愛知県で醸造用ぶどうの栽培に着手し、1973年に勝沼へワイナリーを開設しました。

『シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口』は、山梨県産の甲州を使った辛口の白ワイン。

すっきりとした酸味と余韻があり、柑橘を思わせる香りをほのかに感じられると紹介されています。

今回紹介する8本のなかでは税込1,453円と最も価格を抑えやすいため、まずは手頃な甲州ワインから試したい方の候補に入れやすい1本です。

ホンジョー 甲州シュール・リー

甲州ぶどう発祥の地とされる勝沼町岩崎地区の、老舗ワイナリーが手がける白ワインです。
シュール・リー製法で半年間熟成させ、旨味とミネラル感を引き出しています。

味わい辛口・ライトボディ・和柑橘と洋梨の香り
容量720ml
産地日本/山梨県
ぶどうの種類甲州100%
アルコール度数12.5%
参考価格(税込)1,980円
こんな人に旨味のある甲州を試したい方、和食に合わせたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店、メーカー公式通販

岩崎醸造は、ぶどう栽培とワイン醸造を営む130名の醸造免許者が1941年に共同で設立した勝沼の老舗ワイナリーです。地元では「ホンジョーさん」の愛称で親しまれてきました。

『ホンジョー 甲州シュール・リー』は、発酵後のワインを澱とともに接触させながら半年間熟成させています。

シュール・リー製法によって、甲州のすっきりした味わいに旨味や厚みが加わります。和柑橘や洋梨を思わせる香りに、余韻の心地よい苦味も特徴。

筍の土佐煮や寿司など、だしや生魚を使った料理との組み合わせが紹介されており、和食と合わせて甲州を楽しみたい方にも選びやすい1本です。

グラン甲州

山梨県産の甲州をシュール・リー製法で醸造した辛口白ワインです。
豊かなミネラル感と厚みのある味わいが特徴とされています。

味わい辛口・ライトボディ・ミネラル感と旨味
容量720ml
産地日本/山梨県
ぶどうの種類甲州
アルコール度数12.5%
参考価格(税込)1,650円
こんな人に厚みのある白が好きな方、魚料理に合わせたい方
主な購入先楽天市場、Amazon、酒販店、メーカー公式通販

蒼龍葡萄酒は、山梨県甲州市勝沼町のワイナリーです。甲州を使った白ワインをはじめ、樽熟成タイプやスパークリング、一升瓶の辛口まで幅広いラインナップを展開しています。

『グラン甲州』はそのなかでもシュール・リー製法を採用した辛口白ワイン。

澱と接触させながら熟成することで、すっきりした味わいのなかにミネラル感や旨味、厚みを感じられるタイプと紹介されています。

税込1,650円と今回のシュール・リー製法の4本では最も手頃なため、価格を抑えながら旨味のある甲州を試したい方の候補になります。

ロリアン 勝沼甲州

1938年創業の白百合醸造が手がける、フラッグシップの甲州です。
勝沼町産の甲州のみを使い、シュール・リー製法で醸造されています。

味わい辛口・柑橘の香り・やわらかな酸と旨味
容量720ml
産地日本/山梨県甲州市勝沼町
ぶどうの種類甲州100%(勝沼町産)
アルコール度数12%
参考価格(税込)3,300円
こんな人に評価を目安にしたい方、寿司や天ぷらに合わせたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店、メーカー公式通販

白百合醸造は、山梨県甲州市勝沼町で80年以上ワイン造りを続けるファミリーワイナリーです。「L’ORIENT(ロリアン)」は、フランス語で「東洋」を意味します

『ロリアン 勝沼甲州』は、勝沼町産の甲州を100%使用し、シュール・リー製法で仕上げた辛口白ワインです。

2019年ヴィンテージは「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2021」でプラチナ賞を受賞しています。
幾重にも重なる柑橘の香りに、やわらかな酸とシュール・リー製法による旨味が特徴

寿司や天ぷらとの組み合わせが公式で紹介されているため、和食に合わせる甲州を探している方にも候補となる1本です。

いろ 甲州

柔らかい柑橘の香りに、白桃のニュアンスが重なるやや辛口の白ワインです。
低温発酵と複数タンクのブレンドで、香りを引き出しています。

味わいやや辛口・柑橘と白桃の香り・爽やかさ・厚み
容量750ml
産地日本/山梨県
ぶどうの種類甲州
アルコール度数12.5%
参考価格(税込)1,870円
こんな人に爽やかさ+厚みが好きな方、和惣菜に合わせたい方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店、メーカー公式通販

まるき葡萄酒は、山梨県甲州市勝沼町にあるワイナリーです。「いろ」シリーズは、甲州の魅力である香りと口当たりのよさを軸に設計されています。

酸味の豊かな甲州を製造段階で厳しく選果し、約2週間かけて低温発酵するという特徴的な造り方。

収穫日と酵母の異なる4つの仕込みタンクを組み合わせることで、香りに幅を持たせています。

すっきりした辛口だけでなく、果実を思わせる香りを楽しめる甲州を探している方に向いたタイプです。さっぱりとした和惣菜やマリネとの組み合わせも紹介されています。

酵母の泡 甲州

甲州から造った白ワインを、タンク内で二次発酵させたスパークリングです。
アルコール度数は11%と、今回の8選でもっとも低い数値になっています。

白(発泡)
味わいやや辛口・柑橘と白桃の香り・きめ細かい泡
容量720ml
産地日本/山梨県
ぶどうの種類甲州
アルコール度数11%
参考価格(税込)2,200円
こんな人に泡から試したい方、乾杯用を探している方
主な購入先Amazon、楽天市場、酒販店、メーカー公式通販

『酵母の泡』は、日本固有品種のぶどうを使ったマンズワインのスパークリングワインシリーズです。

『酵母の泡 甲州』は、山梨県産の甲州から造った白ワインをタンク内で二次発酵させるシャルマ方式で仕上げています。

グレープフルーツやミカンなどの柑橘に、白桃や梨の香りきめ細かい泡を楽しめるやや辛口タイプです。

鶏の唐揚げなどの揚げ物や、甘味のある野菜の煮物との組み合わせが紹介されています。IWC 2025 銅賞、IWC 2026 銅賞、SAKURA Japan Women’s Wine Awards 2025ゴールドなど、受賞歴も重ねています。

白ワインだけでなく、スパークリングから甲州を試してみたい方にも候補となる1本です。

シャトー・メルシャン 山梨甲州

日本ワインを牽引してきたワイナリーの、定番となる甲州です。
シュール・リー製法で、うまみのあるやわらかな辛口に仕上げられています。

味わい辛口・和柑橘と青リンゴの香り・厚みのある味わい
容量750ml
産地日本/山梨県
ぶどうの種類甲州
アルコール度数約12%
参考価格(税込)2,411円
こんな人に入手しやすさを重視する方、焼き魚に合わせたい方
主な購入先スーパー、Amazon、楽天市場、酒販店、ワイン専門店

シャトー・メルシャンは、1877年に設立された日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツに持つワイナリーです。

『シャトー・メルシャン 山梨甲州』は、山梨県産の甲州を使用した辛口白ワイン。

アルコール発酵後も翌春まで澱と接触させるシュール・リー製法によって、旨味のあるやわらかな味わいに仕上げられています。

和柑橘や青リンゴのさわやかな香りに、心地よい酸としっかりした厚みが特徴。

スモークサーモンや焼き魚との組み合わせが公式で紹介されており、魚料理と楽しめる甲州を探している方にも候補となります。

シャトー・メルシャン
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フロムファーム 甲州 日本の白

サントリーの日本ワインブランド「SUNTORY FROM FARM」の甲州です。
旧「ジャパンプレミアム 甲州」にあたる銘柄で、現在はこの名称で展開されています。

味わい辛口・和柑橘の香り・甲州らしい渋味
容量750ml
産地日本
ぶどうの種類甲州100%
アルコール度数12%
参考価格(税込)2,420円
こんな人に甲州らしさを知りたい方、和食に合わせたい方
主な購入先スーパー、Amazon、楽天市場、酒販店

『フロムファーム 甲州 日本の白』は、サントリーの日本ワインブランド『SUNTORY FROM FARM』から販売されている、甲州100%の辛口白ワインです。

和柑橘を軸に、洋梨や青リンゴを思わせる香りが重なります。爽やかな酸味と果実味に加え、後味には甲州特有のほのかな渋味が感じられると公式で紹介されています。

飲み頃温度は8~10℃。和食と合わせる辛口の甲州を探している方にも候補になる1本です。

シュール・リー製法の甲州4本を比較

シュール・リーとは、発酵後のワインを澱(おり)と接触させたまま熟成させる製法です。澱との接触によって、旨味や厚みを感じる味わいに仕上げられることがあります。

今回紹介する8銘柄には、シュール・リー製法の白ワインが4本あります。

同じ製法でも香りや味わいは異なるため、公式情報をもとに違いを比較しました。

銘柄ワイナリー主な香り味わいの特徴公式で紹介されている料理
ホンジョー 甲州シュール・リー岩崎醸造和柑橘、洋梨、うどソフトな口当たり、余韻に心地よい苦味筍の土佐煮、寿司
グラン甲州蒼龍葡萄酒 ミネラル感、旨味、厚み 魚料理 
ロリアン 勝沼甲州白百合醸造幾重にも重なる柑橘やわらかな酸と旨味寿司、天ぷら
シャトー・メルシャン 山梨甲州シャトー・メルシャン和柑橘、青リンゴ心地よい酸としっかりした厚みスモークサーモン、焼き魚

4本を比べると、余韻の苦味なら『ホンジョー 甲州シュール・リー』ミネラル感や旨味なら『グラン甲州』やわらかな酸と旨味なら『ロリアン 勝沼甲州』しっかりした厚みなら『シャトー・メルシャン 山梨甲州』が候補です。

タイプ別おすすめの甲州ワイン

「結局どの銘柄が自分に合うのか分からない」という方のために、目的別に5つのタイプに分けておすすめを紹介します。

「入門編におすすめ」「旨味のある白が好き」「軽やかな白が好き」「泡から試したい方」「評価を目安にしたい方」の5タイプから、ご自身に当てはまるものを選んでみてください。

タイプ①|入門編におすすめの『シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口』

さわやかな香りとすっきりした飲み口の辛口で、まず手頃な甲州から試したい方に選びやすい1本です。

今回の8選でもっとも手頃な税込1,453円で、Amazonや楽天市場のほか、酒販店でも取り扱われています。

さわやかな香りとすっきりした飲み口で、甲州の基本的な味わいを知るのに向いています。

まず甲州がどんな品種かを知りたい方が選びやすい1本です。

タイプ②|旨味のある白が好きな方には『ホンジョー 甲州シュール・リー』

コクや旨味を感じる白ワインが好みなら、『ホンジョー 甲州シュール・リー』が候補になります。

発酵後に澱と接触させながら半年間熟成させることで、すっきりした味わいのなかに旨味や厚みが加わっているためです。

だしを使った和食との相性がよく、すっきりした辛口だけでは物足りない方にも候補です。

タイプ③|軽やかな白が好きな方には『いろ 甲州』

軽やかで香りのよい白ワインを探している方には、『いろ 甲州』が候補になります。

柑橘を思わせる爽やかな香りがあり、酸味に加えて厚みやコクも感じられると紹介されています。果実の香りを楽しみながら、食事に合わせられる甲州を探している方の候補です。

低温発酵で香りを引き出したやや辛口タイプ。

さっぱりとした和惣菜やマリネと合わせやすく、食事の邪魔をしにくい1本です。

タイプ④|泡から試したい方には『酵母の泡 甲州』

スパークリングから甲州を試したい方には、『酵母の泡 甲州』が候補になります。

山梨県産甲州100%を使い、タンク内で二次発酵させるシャルマ方式で造られています。きめ細かな泡と、甲州のフレッシュな香りを楽しめるのが特徴です。

アルコール度数は11%で、今回紹介する8本ではもっとも低い数値となっています。

きめ細かい泡とやや辛口の味わいで、乾杯用や食前酒としても選びやすいでしょう。

タイプ⑤|評価を目安にしたい方には『ロリアン 勝沼甲州』

受賞歴を目安に選びたい方には、『ロリアン 勝沼甲州』が向いています。

2019年ヴィンテージが、デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2021でプラチナ賞を受賞しています。

シャンモリの辛口と飲み比べれば、同じ甲州でも造り手や製法によって味わいがどう変わるかを体験できます。

2,000円以内で選べる甲州ワイン4本を比較

今回紹介する8本のうち、4本は参考価格が税込2,000円以内です。価格だけでなく、味わいや製法の違いも比較して選んでみてください。 

銘柄参考価格(税込)タイプ選ぶポイント
シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口1,453円辛口4本で最も手頃
グラン甲州1,650円辛口・シュール・リー価格を抑えて旨味や厚みを楽しみたい
いろ 甲州1,870円やや辛口果実を思わせる香りを重視したい
ホンジョー 甲州シュール・リー1,980円辛口・シュール・リー和食との組み合わせを重視したい

価格を最優先するなら『シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口』シュール・リーを手頃に試すなら『グラン甲州』果実を思わせる香りなら『いろ 甲州』和食との組み合わせなら『ホンジョー 甲州シュール・リー』が候補です。

甲州ワインの選び方4つのコツ

甲州ワインを選ぶときは、「製法」「ワイナリー」「産地表記」「タイプ」の4つを整理すると候補を絞りやすくなります。

ここでは、初心者でもすぐ実践できる4つの選び方を、わかりやすく紹介します。

コツ①|製法から味わいの方向を決める

製法が分かれば、味わいの方向はおおよそ見当がつきます。

今回紹介した銘柄に使われている製法には、それぞれ傾向があります。

製法・タイプ味わいの傾向
ステンレスタンク発酵・熟成果実の香りやすっきりした味わいを楽しみたい方
シュール・リー旨味や複雑さのあるタイプを探したい方
樽熟成樽由来の香りやコクを楽しみたい方
スパークリング泡のある甲州を楽しみたい方

コツ②|ワイナリーで選ぶ:大手・老舗・ファミリーワイナリー

大手メーカーの商品から探すなら、シャトー・メルシャンやサントリーが候補です。

甲州ワインは造り手ごとに設計の考え方が異なり、シリーズで揃えやすいためです。

入手しやすさを重視するならシャトー・メルシャンやサントリー、勝沼の老舗から選ぶなら岩崎醸造や白百合醸造が候補です。

気に入ったワイナリーが見つかれば、同じ造り手の別銘柄に広げるという選び方もできます。

コツ③|ラベルの産地表記を見る

ラベルの産地表記を見ると、ぶどうの産地がどの範囲まで確認できるかが分かります。

山梨県産と書かれたものから、勝沼町産のように地区まで絞ったものまで幅があるためです。

表記例初心者向けの見方
日本ワイン国産ぶどうのみを使い、日本国内で製造されたワイン
山梨県産甲州山梨県産の甲州を使っていることを確認できる
GI山梨山梨県産ぶどうを使い、定められた生産基準・審査を満たしたワイン
勝沼町産甲州などぶどうの産地をさらに細かく確認できる

今回紹介した銘柄では、ロリアン 勝沼甲州が「勝沼町産」まで絞った表記を掲げています。ラベルの産地欄は、選ぶときの目安のひとつとして使えます。

コツ④|辛口かスパークリングかを確認する

タイプの表示を確認すると、自分の好みに合う銘柄を絞りやすくなります。

甲州は辛口が中心ですが、やや辛口やスパークリング、遅摘みの甘口まで幅があるためです。

今回紹介した銘柄では、酵母の泡 甲州が11%と度数も低め。それ以外は12〜12.5%程度です。

アルコール度数を抑えて選びたい方は、商品ごとの度数も確認しましょう。

甲州ワインを購入するときの注意点

甲州ワインは手頃な価格帯の銘柄が多いですが、購入時に確認しておきたいポイントがあります。
ここでは、購入前に確認しておきたい3つの注意点を紹介します。

注意点①|同じワイナリーでも銘柄によって味わいが違う

同じワイナリーでも、銘柄によって香りや味わいの傾向は異なります。

たとえば蒼龍葡萄酒には、シュール・リーのグラン甲州のほか、樽熟成タイプやスパークリング、一升瓶の辛口まで複数の甲州があります。

岩崎醸造にも、シュール・リーと大樽貯蔵の2タイプがあります。

同じシリーズではラベルのデザインが似ている商品もあるため、購入前に製法やタイプまで確認しましょう。

注意点②|販売ページと届くヴィンテージが異なる場合がある

通販では、商品画像と実際に届くヴィンテージが異なる場合があります。

販売店によっては、ヴィンテージが変更になる場合がある旨を商品ページに記載しています。ヴィンテージを指定して購入したい場合は、商品説明を確認しましょう。

記載がない場合は、購入前に販売店へ問い合わせると確実です。

注意点③|本体価格だけでなく送料を含めて比較する

通販で購入する場合は、本体価格に送料を足した金額で比較しましょう。

小規模ワイナリーの銘柄は取扱店が限られ、1本だけ購入すると送料の割合が大きくなりやすいためです。

「ショップによっては一定金額以上の購入で送料が無料になる場合があります。

複数本をまとめて購入するか、送料込みの総額で見比べると、価格を抑えやすくなります。

甲州ワインに関するよくある質問Q&A

甲州ワイン初心者の方が気になりやすい疑問を、Q&A形式でまとめました。
購入前に気になりやすい、価格・品種・製法・購入場所について解説します。

Q1. 甲州ワインは安くても美味しいですか?

1,000円台でも、甲州ワインにはさまざまな銘柄があります。

価格だけで美味しさや品質が決まるわけではありません。

今回紹介した1,000円台の銘柄にも、すっきりした辛口、シュール・リー製法のタイプ、やや辛口など異なる味わいがあります。

味の好みには個人差があるため、価格だけでなく、製法やタイプ、アルコール度数を確認して選ぶと好みに近い1本を探しやすくなります。

Q2. 甲州とはどんな品種ですか?

日本固有の白ぶどう品種で、和柑橘を思わせる香りや、酸味、ほのかな苦味・渋味を感じるワインも造られています。

千年以上の栽培の歴史を持つとされ、日本では生食用としても親しまれてきた品種です。果皮がうっすら紫がかった色をしているのも特徴。

果皮由来のほのかな苦味や渋味を感じる銘柄もありますが、産地や造り方によって味わいはさまざまです。

Q3. シュール・リーとは何ですか?

発酵後のワインを澱と接触させたまま熟成させる製法です。

澱に含まれる成分がワインに溶け出すことで、旨味やコクが加わるとされています。

日本の甲州でも広く採用されており、今回紹介した銘柄では岩崎醸造、蒼龍葡萄酒、白百合醸造、シャトー・メルシャンが該当します。

Q4. 初めて買うならどれを選べばよいですか?

今回の8選から選ぶなら、シャンモリ 山梨県産甲州 白辛口かグラン甲州が候補です。

前者は税込1,453円で甲州の基本的な味わいを、後者は税込1,650円でシュール・リーによる旨味を知ることができます。2本を飲み比べると、製法による違いを基準に選びやすくなります。

泡を探している方は、アルコール度数11%の酵母の泡 甲州も選択肢です。

Q5. 甲州ワインはどこで購入できますか?

甲州ワインは、スーパーや酒販店、ワイナリー公式通販、Amazon、楽天市場などで購入できます。

取り扱う銘柄は店舗によって異なるため、目当ての商品が決まっている場合はオンラインで商品名を検索すると探しやすいでしょう。

まとめ
安い甲州ワインおすすめ8選|1,000円台から買える定番銘柄を紹介

今回紹介した8本では、4本が税込1,000円台です。

同じ価格帯でも、すっきりした辛口、旨味のあるシュール・リー、軽やかなやや辛口、スパークリングまで選択肢があります。

好みが分からない場合は、まず「製法」「タイプ」「アルコール度数」から絞ると選びやすいでしょう。

選ぶときは、次の4点を整理すると候補を絞りやすくなります。

製法で選ぶすっきりした味わいなら辛口タイプ、旨味を求めるならシュール・リー
ワイナリーで選ぶ入手しやすさなら大手、産地の個性なら勝沼の老舗ワイナリー
度数で選ぶ今回の8選では酵母の泡 甲州が11%
産地表記で選ぶ「山梨県産」から「勝沼町産」まで、産地の範囲を確認する

鈴木編集長

今回は、盛田甲州ワイナリー、岩崎醸造、蒼龍葡萄酒、白百合醸造、まるき葡萄酒、マンズワイン、シャトー・メルシャン、サントリーから、白と発泡の8銘柄を紹介しました。

購入時は価格だけでなく、製法やタイプ、アルコール度数、産地表記も確認してみてください。

まずは好みに近いタイプから、普段の食卓に合わせる1本を探してみましょう。

※本記事の情報は2026年9月時点のものです。価格や取り扱いはショップ・地域・時期・ヴィンテージにより異なる場合があります。最新情報は各販売店または各メーカー公式サイトでご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。飲酒運転は絶対にやめましょう。

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