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日本の白ワインおすすめ10選|初心者向けに価格帯別で紹介

日本の白ワインは、和食に合わせやすく、初心者でも飲みやすい銘柄が揃っているのが魅力です。

税込1,000円台から買えるおたるナイヤガラや、日本固有品種を使った甲州のワインなど、家飲みに取り入れやすい1本が見つかります。

鈴木編集長

「日本の白ワインって、輸入ワインと何が違うの?」

「種類が多くて、初心者はどれを選べばいいか迷ってしまう…」

「甲州ってよく聞くけど、どんな味なの?」

そんな疑問をお持ちの方に向けて、本記事ではスーパーや通販で比較的購入しやすい日本の白ワイン10選を、初心者にもわかりやすく紹介します。

税込1,000円台のおたるナイヤガラから、税込2,000円台のはこだてわいん年輪白まで、予算や好みに合わせて選べる10銘柄を厳選しました。

▼本記事の要約
  • 日本の白ワインは税込1,000円台から購入でき、甘口から辛口まで選択肢が揃っています
  • 初めての1本には、やや甘口で飲みやすい「北海道ワイン おたる ナイヤガラ」が候補です
  • 和食に合わせるなら、日本固有品種の甲州を使った「シャトー・メルシャン 山梨甲州」や「サントリー フロムファーム 甲州 日本の白」が選びやすいでしょう
  • 日本ならではの品種を味わいたい方には「アルプス ミュゼドゥヴァン 善光寺竜眼」が向いています
  • コンクール受賞歴を目安にするなら「グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN」が候補になります

※本記事の情報は2026年8月時点のものです。価格や取り扱いは店舗・時期により異なる場合があるため、最新情報は各販売店でご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。

本記事の運営者
  • きつねワインメディア編集長の鈴木里香です。
  • 現在は、初心者の方でもわかりやすく、自分に合った一本を見つけられるような情報発信を心がけています。
  • 実際に飲んで感じた味わいや、食事・シーン別の楽しみ方、コスパの良いワインなどを中心に紹介しています。
  • きつねワインメディアでは、ブドウ品種や産地、味わいの違いをわかりやすく整理し、ワインに興味はあるけれど難しそうと感じている方の入り口になることを目指しています。

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日本の白ワインってどんな魅力があるの?

日本の白ワインは、国内のぶどう産地で造られた、日本の食卓に合わせやすいワインです。

ここでは、初心者向けに日本の白ワインの3つの魅力を簡単に紹介します。

魅力①|和食に合わせやすい

日本の白ワインは、和食に合わせやすいという強みがあります。

理由は、味わいの主張が穏やかで、だしや醤油の風味を消しにくいから。

海外産の白ワインには樽熟成による香りや果実味が豊かなタイプもあります。一方、日本の白ワインは繊細な味付けの和食と合わせやすい銘柄が多い点が特徴です。

刺身や天ぷら、煮物といった日常の食事に合わせやすい点は、日本の白ワインならではの魅力です。

魅力②|初心者でも飲みやすい品種を選びやすい

日本の白ワインには、初心者でも飲みやすい品種が揃っています。

ナイヤガラやデラウェアなど生食用としても親しまれる品種から造られたワインも多く、親しみやすさがあります。

「ワインは渋くて苦手」という方の入口になりやすい点は、日本ワインの大きな強みです。

魅力③|産地ごとの個性を飲み比べる楽しさがある

日本の白ワインは、産地によって使われる品種と味わいが変わります。

日本では北海道から九州まで各地でぶどう栽培が行われており、それぞれの土地に適した品種が育てられています。

冷涼な北海道ではミュラー・トゥルガウやバッカス、山梨では甲州、長野では善光寺竜眼というように、産地の個性がはっきり分かれます。

同じ品種を産地違いで比べるという楽しみ方ができるのも、日本の白ワインの面白さです。

日本の白ワインおすすめ10選|比較一覧表

まずは10銘柄を「産地・品種・タイプ・価格・向いている人」で一覧にまとめました。

気になる1本を見つけてから、下の詳しい解説を読んでみてください。

No.商品名産地品種タイプ価格(税込)向いている人
1北海道ワイン おたる ナイヤガラ北海道ナイヤガラやや甘口1,199円ワインの渋みが苦手な方
2グランポレール 余市 ミュラー・トゥルガウ北海道(余市)ミュラー・トゥルガウやや甘口2,188円軽やかな甘口を探している方
3朝日町ワイン 山形デラウェア 辛口山形県デラウェア辛口1,244円身近な品種で辛口を試したい方
4アルプス ミュゼドゥヴァン 善光寺竜眼長野県善光寺竜眼やや辛口1,690円日本ならではの品種を試したい方
5林農園 五一わいん スペシャル 白長野県セイベル9110・善光寺竜眼などやや甘口1,070円食事に合わせやすい甘口を
6グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN山梨県・岡山県甲州主体(マスカット・オブ・アレキサンドリアをブレンド)中辛口1,464円コンクール受賞歴のある1本を試したい方
7シャトー・メルシャン 山梨甲州山梨県甲州辛口2,411円定番の甲州を試したい方
8サントリー フロムファーム 甲州 日本の白山梨県甲州辛口2,319円和食に合わせたい方
9盛田甲州ワイナリー シャンモリ 長野産ナイアガラ長野県ナイヤガラやや甘口1,361円産地違いを飲み比べたい方
10はこだてわいん 年輪 白北海道バッカス・ミュラー・トゥルガウなどやや辛口2,511円食事と一緒に飲みたい方

※2026年7月時点の参考価格です。価格や取り扱いは店舗・時期により異なります。

日本の白ワインおすすめ10選|詳しい解説

ここからは10銘柄それぞれの特徴と、なぜ初心者におすすめなのかをわかりやすく解説します。

各銘柄にはスペック表をつけているので、選ぶときの参考にしてください。

1.北海道ワイン おたる ナイヤガラ 白 720ml

日本の白ワインを初めて試すなら、この1本が入りやすいでしょう。生食用ぶどう「ナイヤガラ」を使った、やや甘口の白ワインです。

項目内容
味わいやや甘口・華やかな香り・フルーティ
容量720ml(500mlもあり)
産地北海道
生産者北海道ワイン(1974年創業)
ぶどうの種類ナイヤガラ
アルコール度数10%
参考価格(税込)1,199円
こんな人にワインの渋みや酸味が苦手な方、甘口から始めたい方
合う料理フルーツ、生ハムメロン、鶏肉のクリーム煮、チーズ

ナイヤガラは、そのまま食べるぶどうとしても親しまれている品種です。

皮ごと口に入れたときのような華やかな香りがそのまま残っており、ぶどうジュースに近い親しみやすさがあります。

アルコール度数が10%と低めで、やや甘口。

ワインの渋みや酸っぱさが苦手だった方でも、抵抗なく飲めるはずです。栓はスクリューキャップなので、栓抜きも要りません。

コンビニ向けの500mlサイズが用意されることもあり、「まず一度試したい」段階で手を出しやすい銘柄です。

2.グランポレール 余市 ミュラー・トゥルガウ 750ml

甘口でも重たくない白ワインを探している方に向いた1本です。北海道・余市の畑で育てたミュラー・トゥルガウを100%使っています。

項目内容
味わいやや甘口・穏やかな酸味・軽やか
容量750ml
産地北海道 余市町
生産者サッポロビール(グランポレール)
ぶどうの種類ミュラー・トゥルガウ100%
アルコール度数10%
参考価格(税込)2,188円
こんな人に甘口でも重たくない白を求める方、食前酒に選びたい方
合う料理前菜、サラダ、白身魚のカルパッチョ、フレッシュチーズ

北緯43度に位置する余市は、ワイン用ぶどうの産地としては冷涼な土地です。

余市はドイツのワイン産地と気候が近いといわれ、寒さに強い品種が根づいてきました。ミュラー・トゥルガウやケルナーが多く植えられているのはそのためです。

摘みたての草を思わせる青い香りが立ち、酸は角が取れて穏やかアルコール10%と軽いので、食事の前に1杯という飲み方に向いています。

甘口ではありますが、後に残るような甘さではありません。「甘口は好きだが、重いのは苦手」という方に試していただきたい1本です。

3.朝日町ワイン 山形デラウェア 辛口 720ml

スーパーでもおなじみのデラウェアを、辛口に仕立てた1本です。生食のイメージとは違う一面を味わえます。

項目内容
味わい辛口・フレッシュ・フルーティ
容量720ml
産地山形県朝日町
生産者朝日町ワイン
ぶどうの種類デラウェア
アルコール度数約11%
参考価格(税込)1,244円
こんな人に身近な品種で辛口を試したい方、和食に合わせたい方
合う料理天ぷら、白身魚、和え物、冷奴

デラウェアは山形県が生産量日本一とされる品種で、種なしぶどうとしてスーパーでもよく見かけます。

その身近な品種を甘さを残さず辛口に仕上げたのがこの銘柄です。

フレッシュでフルーティな果実の香りがありながら、味わいはすっきり。食事の途中で飲んでも料理の邪魔をしません。

同じシリーズには甘口タイプもあります。購入時はラベルの「辛口」表示を確認してください。

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4.アルプス ミュゼドゥヴァン 善光寺竜眼 720ml

海外でほぼ栽培されていない、長野県の特産品種を使った1本です。日本ワインらしさを味わいたい方に向いています。

項目内容
味わいやや辛口・爽やかな酸味・繊細な香り
容量720ml(360mlのハーフボトルもあり)
産地長野県
生産者アルプス
ぶどうの種類長野県産善光寺竜眼100%
アルコール度数12%
参考価格(税込)1,690円
こんな人に日本固有の品種を試したい方、樽のニュアンスがある白が好きな方
合う料理焼き鳥、天ぷら、きのこ料理、鶏肉のソテー

善光寺竜眼は、薄いピンク色を帯びた東洋系のぶどうで、長野県の特産品種です。別名を「善光寺ぶどう」といい、古くから県内で栽培されてきました。

発酵は温度を低く保ってゆっくり進め、そのあとフレンチオークの樽で寝かせています。酸の爽やかさを残しつつ、樽由来の香ばしさが加わった仕上がりです。

甲州とはまた違う「日本ならでは」の品種を味わえる点が、この1本のいちばんの魅力といえるでしょう

360mlのハーフボトルもあるため、少量から試すこともできます。

5.林農園 五一わいん スペシャル 白 720ml

長野県塩尻市の桔梗ヶ原にあるワイナリーが手がける、やや甘口の白ワインです。複数の品種をブレンドしています。

項目内容
味わいやや甘口・ソフトな口当たり
容量720ml
産地長野県塩尻市(桔梗ヶ原)
生産者林農園(五一わいん)
ぶどうの種類セイベル9110、善光寺竜眼など
アルコール度数約12%
参考価格(税込)1,070円
こんな人にやや甘口で食事にも合わせたい方
合う料理ポテトサラダ、サンドイッチ、鶏の唐揚げ、野菜の天ぷら

林農園は、日本を代表するぶどう産地のひとつである塩尻市の桔梗ヶ原にあるワイナリーです。

長野県原産地呼称管理制度の認定を受けた銘柄も手がけています。

複数の品種をブレンドすることで、単一品種にはないまとまりのある味わいに仕上げられています。
やや甘口ですが、口当たりがソフトで食事の邪魔をしません。

赤とセットになった商品も流通しているため、赤・白をまとめて試したいときにも選びやすい銘柄です。

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6.グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN 720ml

コンクールでの評価を目安に選びたい方に向いた1本です。日本ワインコンクールで部門最高賞を受けた実績があります。

項目内容
味わい中辛口・爽やかな香り・ほのかな渋みと酸味
容量720ml
産地山梨県・岡山県
生産者サッポロビール(グランポレール)
ぶどうの種類山梨県産甲州主体、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをブレンド
アルコール度数12%
参考価格(税込)1,464円
こんな人に評価の目安がほしい方、食事に合わせやすい白を求める方
合う料理和食全般、天ぷら、焼き魚、野菜の煮物

名前の「泉」は、湧き水のような清らかさをイメージしたものとされています。日本の白ワインらしい繊細さを、一語で言い表した命名といえるでしょう。

山梨県産の甲州を主体に、岡山県産のマスカット・オブ・アレキサンドリアをブレンドしているのが特徴です。
爽やかな香りに、ほのかな渋みと酸味が加わります。

2018年の日本ワインコンクールで銀賞と部門最高賞を受賞しています。

720mlと容量が少なめなので、フルボトルを飲みきれるか不安な方にも向いているでしょう。

7.シャトー・メルシャン 山梨甲州 750ml

日本ワインの草分け的存在であるメルシャンが、山梨県産の甲州で仕込んだ1本です。甲州の定番として選びやすい銘柄です。

項目内容
味わい辛口・和柑橘の香り・すっきりした酸
容量750ml
産地山梨県
生産者メルシャン(シャトー・メルシャン)
ぶどうの種類甲州
アルコール度数約11.5%
参考価格(税込)2,411円
こんな人に評価の目安がほしい方、和食全般に合わせたい方
合う料理白身魚の刺身、野菜の煮物、和食全般

シャトー・メルシャンは、山梨県内の区画ごとにぶどうを造り分けている造り手です。

この「山梨甲州」は、そのなかでも日常的に飲める価格帯に置かれた甲州にあたります。

ヴィンテージごとにコンクールでの受賞が続いており、2019年の日本ワインコンクールで銅賞、2021年のインターナショナル・ワイン・チャレンジで銅賞、2023年の日本ワインコンクールで銀賞などを受けています。

「初めての甲州で失敗したくない」という方にとって、受賞歴は分かりやすい判断材料になるでしょう。

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8.サントリー フロムファーム 甲州 日本の白 750ml

和食に合わせる1本を探しているなら、この銘柄が候補になります。大手メーカーが手がけているため、比較的探しやすい甲州です。

項目内容
味わい辛口・和柑橘の香り・爽やかな酸味
容量750ml
産地山梨県
生産者サントリー
ぶどうの種類甲州
アルコール度数約11〜12%
参考価格(税込)2,319円
こんな人に和食と合わせたい方、探しやすい甲州を求める方
合う料理寿司、天ぷら、おひたし、焼き魚

「フロムファーム」は、サントリーが日本ワインのブランドを整理して立ち上げたシリーズです。

以前の「ジャパンプレミアム」にあたるラインで、現在はこの名前で流通しています。

香りの中心にあるのはユズやスダチのような和柑橘です。そこに洋ナシや青りんごを思わせる甘やかさが重なり、輪郭のはっきりした香り立ちになっています。
甲州らしい爽やかな酸味があり、味の主張は強すぎません。

だしや醤油を使った和食の邪魔をしないため、ワインを料理に合わせるというより、和食の延長で楽しめる1本です。よく冷やして飲むのがおすすめとされています。

9.盛田甲州ワイナリー シャンモリ 長野産ナイアガラ 720ml

No.1のおたるナイヤガラと同じ品種を、長野県産のぶどうで仕込んだ1本です。産地の違いを比べる楽しみ方ができます。

項目内容
味わいやや甘口・華やかな香り・フルーティ
容量720ml
産地長野県
生産者盛田甲州ワイナリー
ぶどうの種類ナイヤガラ
アルコール度数約11%
参考価格(税込)1,361円
こんな人に甘口が好きな方、同じ品種を産地違いで比べたい方
合う料理フルーツ、チーズ、デザート、生ハム

盛田甲州ワイナリーは山梨県勝沼にありますが、この銘柄は長野県産のナイヤガラを使って仕込まれています。

ナイヤガラらしい華やかな香りとフルーティな味わいは、北海道産のものと共通しています。

一方で、産地が変われば酸味の出方や香りの強さも変わってきます。

同じ品種を産地違いで飲み比べるというのは、日本ワインならではの楽しみ方です。No.1のおたるナイヤガラと並べて開けてみてください。

10.はこだてわいん 年輪 白 720ml

食事に合わせることを狙った、やや辛口のブレンド白ワインです。北海道・七飯町のワイナリーが手がけています。

項目内容
味わいやや辛口・穏やかな酸味・軽快
容量720ml
産地北海道
生産者はこだてわいん
ぶどうの種類バッカス、ミュラー・トゥルガウなど
アルコール度数約11%
参考価格(税込)2,511円
こんな人に食事と一緒に飲む白を探している方
合う料理魚介料理、鍋料理、和食、鶏肉料理

はこだてわいんは、北海道の七飯町にあるワイナリーです。道産のぶどうを使ったワインを幅広く手がけています。

「年輪」は複数の品種をブレンドしたシリーズで、特定の品種の個性を主張するのではなく、食事に寄り添うことを狙った造りになっています。
やや辛口で酸味も穏やかなため、魚介から鍋物まで幅広く合わせられるのが強みです。

普段の食卓に置いておく1本として扱いやすいでしょう。

タイプ別に選ぶ日本の白ワイン

「結局どの銘柄が自分に合うのか分からない」という方のために、ニーズ別に5つのタイプに分けておすすめを紹介します。

「初めて試す方」「和食に合わせたい方」「爽やかな辛口が好きな方」「日本ならではの品種を楽しみたい方」「本格的な白を楽しみたい方」の5タイプから、ご自身に当てはまるものを選んでみてください。

タイプ①:日本ワインを初めて試す方|北海道ワイン おたる ナイヤガラ

初めての1本には、おたる ナイヤガラをおすすめします。

やや甘口でアルコール度数も10%と控えめなため、「飲みきれずに余らせる」という失敗が起こりにくいためです。

栓はスクリューキャップで、500mlサイズが流通することもあります。まず少量から試したい方にも向いています。

タイプ②:和食に合わせたい方|シャトー・メルシャン 山梨甲州

和食と一緒に飲みたい方には、山梨甲州が向いています。

甲州は味の主張が穏やかで、だしや醤油を使った料理と合わせやすいとされているためです。

コンクールでの受賞歴が続いており、初めての甲州として判断材料が揃っています。さらに探しやすさを重視するなら「サントリー フロムファーム 甲州 日本の白」も候補になります。

タイプ③:軽やかな飲み口が好きな方|グランポレール 余市 ミュラー・トゥルガウ

軽やかな飲み口を求める方には、余市 ミュラー・トゥルガウをおすすめします。

若草を思わせる爽やかな香りと穏やかな酸味があり、甘さが後に残りにくいためです。

アルコール度数が10%と低く、食前酒としても選べます。

すっきりした辛口が好みの場合は「朝日町ワイン 山形デラウェア 辛口」が代替になります。

タイプ④:日本ならではの品種を楽しみたい方|アルプス ミュゼドゥヴァン 善光寺竜眼

日本固有の品種を試したい方には、善光寺竜眼が向いています。

長野県の特産品種で、海外ではほとんど栽培されていないためです。

フレンチオーク樽で熟成させており、爽やかな酸味と樽由来の香味が両立しています。

甲州とはまた違う「日本ならでは」を味わえる1本です。

タイプ⑤:少し本格的な白ワインを楽しみたい方|グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN

評価の裏づけがある1本を求める方には、泉-SENが候補になります。

2018年の日本ワインコンクールで銀賞と部門最高賞を受賞しているためです。

山梨県産の甲州に岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアをブレンドしており、単一品種にはないふくらみがあります。

720mlと容量が少なめな点も選びやすいポイントです。

日本の白ワインを選ぶ3つのコツ

日本の白ワインを選ぶときは「味わい」「品種」「価格帯」の3つを意識すると失敗しません。

ここでは、初心者でもすぐ実践できる3つの選び方をわかりやすく紹介します。

コツ①:まずは好みの味わいから選ぶ

日本の白ワインは、甘口から辛口まで幅広い味わいがあります。まずは自分の好みに近いタイプを選ぶと、満足できる1本に出会いやすくなります。

  • やや甘口が好き:ナイヤガラ、五一わいん スペシャル 白
  • 軽やかな甘口が好き:ミュラー・トゥルガウ
  • すっきりした辛口が好き:甲州、デラウェア
  • やや辛口で樽の風味も:善光寺竜眼

味わいから選ぶことで、初めての日本ワインでも失敗しにくくなります。

コツ②:日本ならではの品種を飲み比べてみる

日本の白ワインには、海外ではあまり見かけない個性的な品種があります。品種ごとの特徴を知ると、自分の好みに合うワインを見つけやすくなります。

品種特徴
ナイヤガラ華やかな香りで、やや甘口が多い
甲州和柑橘を思わせる香りで、和食と相性がよい
デラウェア果実味が豊かで、親しみやすい味わい
善光寺竜眼穏やかな酸味と繊細な香り
ミュラー・トゥルガウ若草を思わせる爽やかな香りと、軽やかな甘み

「日本ワインといえば甲州」というイメージがありますが、それ以外にも個性豊かな品種がそろっています。

コツ③:初めてなら税込1,000〜3,000円未満から選ぶ

最初の数本は、税込1,000〜3,000円未満から選ぶとよいでしょう。

日本ワインは輸入ワインに比べて生産量が少なく、価格帯がやや高めです。いきなり3,000円以上を選ぶと、口に合わなかったときの負担が大きくなります。

今回紹介した10銘柄は、いずれもこの価格帯に収まります。好みの方向がつかめてから価格帯を上げると、違いを実感しやすくなるはずです。

日本の白ワインに関するよくある質問Q&A

日本ワイン初心者の方が気になりやすい疑問を、Q&A形式でまとめました。

不安を解消してから、安心して日本の白ワインを楽しんでください。

Q1.「日本ワイン」と「国産ワイン」はどう違うのですか?

「日本ワイン」は国産ぶどうだけを使って国内で造られたワイン、「国産ワイン」は輸入した原料を使って国内で造られたものも含む呼び方です。

2018年から適用された国税庁の表示ルールによって、両者が区別されるようになったとされているためです。

ラベルに「日本ワイン」と書かれていれば、ぶどうも国産です。産地や品種の個性を味わいたい場合は、この表示を目印にするとよいでしょう。

Q2.日本の白ワインは初心者でも飲みやすいですか?

はい、日本の白ワインには初心者でも飲みやすい銘柄が多く揃っています。

ナイヤガラやデラウェアなど、そのまま食べるぶどうから造られたワインが多く、果実の香りが親しみやすいためです。

ただし、渋みや酸味の感じ方には個人差があります。まずはやや甘口のナイヤガラか、繊細な辛口の甲州から試して、好みの方向を確かめるとよいでしょう。

Q3.まず選ぶならどの銘柄がおすすめですか?

甘口が好きなら「北海道ワイン おたる ナイヤガラ」、辛口が好きなら「シャトー・メルシャン 山梨甲州」が候補になります。

前者は税込1,000円台で飲みやすく、後者は日本を代表する品種である甲州を、受賞歴という判断材料つきで試せるためです。

どちらも取り扱い店舗が比較的多く、最初の1本として探しやすい銘柄です。

Q4.日本の白ワインはどんな品種がありますか?

甲州、ナイヤガラ、デラウェア、善光寺竜眼、ミュラー・トゥルガウなどが代表的です。

日本には固有品種、生食用ぶどうからの転用、欧州系の専用品種という3つの系統があり、産地ごとに栽培される品種が異なるためです。

甲州と善光寺竜眼は日本ならではの品種、ナイヤガラとデラウェアは生食でもおなじみの品種、ミュラー・トゥルガウは冷涼な北海道で栽培される欧州系の品種です。品種ごとの特徴を知っておくと、自分の好みに合う1本を選びやすくなります。

Q5.日本の白ワインはどこで買えますか?

スーパー、デパートの酒売り場、ワイン専門店、通販などで購入できます。

ただし、銘柄によって取り扱いの傾向は大きく異なります。

大手メーカーの銘柄はスーパーや酒販店で見つけやすく、中小ワイナリーの銘柄は通販やワイナリーの公式ショップが確実です。確実に手に入れたい銘柄がある場合は、通販もあわせて確認するとよいでしょう。

Q6.日本の白ワインはプレゼント用に選べますか?

はい、贈り物としても選びやすいジャンルです。

国産であること自体が話題になりやすく、産地や品種の背景を添えて渡せるためです。

贈り物には、受賞歴のある「グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN」「シャトー・メルシャン 山梨甲州」が選びやすいでしょう。相手の出身地や思い出のある土地の産地から選ぶと、より喜ばれる贈り物になります。

まとめ
自分に合う日本の白ワインを見つけよう

日本の白ワインは、税込1,000円台のおたるナイヤガラから、税込2,000円台のはこだてわいん 年輪 白まで、予算やシーンに合わせて選びやすいのが魅力です。

選ぶときは、次の3つを意識すると良いでしょう。

味わいで選ぶやや甘口はナイヤガラ、すっきりした辛口は甲州やデラウェア、軽やかな甘口はミュラー・トゥルガウ
品種で選ぶ甲州と善光寺竜眼は日本ならではの品種、ナイヤガラとデラウェアは生食用でもおなじみの品種
価格帯で選ぶ初めてなら税込1,000〜3,000円未満から選ぶ

鈴木編集長

日本の白ワインは、同じ白ワインでも品種や産地によって香りや味わいが大きく異なります。

初めてなら『北海道ワイン おたる ナイヤガラ』、和食に合わせるなら『シャトー・メルシャン 山梨甲州』、日本ならではの品種を楽しみたいなら『アルプス ミュゼドゥヴァン 善光寺竜眼』から試してみると、日本ワインの魅力を実感しやすいでしょう。

まずは気になる1本を選び、自分好みの味わいを見つけてみてください。

※本記事の情報は2026年8月時点のものです。価格や取り扱いは店舗・地域・時期により異なる場合があります。最新情報は各販売店または各メーカー公式サイトでご確認ください。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。

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