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ラダチーニ ・ブラン・ ド・ カベルネ

① 歴史・背景(創業・ワイナリーの歩み)

『ラダチーニ(RADACINI)』は、東ヨーロッパのモルドバ共和国で造られるワインブランドです。

ブランドとしてのRADACINIは2008年にスタートしましたが、生産拠点には1890年創設のボルチャグ・ワイナリーをはじめ、長い歴史を持つ施設も含まれています。現在は800ha以上の自社畑を管理し、モルドバの3つの主要ワイン産地でブドウを栽培しています。

伝統だけでなく設備の近代化にも力を入れており、クリコバの拠点ではスティルワインとスパークリングワインを生産。品質・食品安全管理では国際規格の認証も取得しています。

② ブランド・思想・位置づけ

RADACINIは、伝統的なワイン造りと現代技術を組み合わせ、それぞれの品種やテロワールの特徴を表現する姿勢を掲げています。国際品種だけでなく、フェテアスカ・アルバやララ・ネアグラといったモルドバの土着品種も栽培しています。

『ブラン・ド・カベルネ』の面白さは、赤ワイン用品種として知られるカベルネ・ソーヴィニヨン100%から白ワインを造っている点です。南部アルボタのカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しており、一般的なカベルネの赤ワインとは異なる表情を楽しめます。

③ 酒質・味わい・特徴

『ラダチーニ・ブラン・ド・カベルネ』は、カベルネ・ソーヴィニヨン100%を使った辛口の白ワインです。公式資料では、白いリンゴや洋梨、アプリコットに、トロピカルフルーツや柑橘を思わせる香りが紹介されています。

味わいはフルーティーで、柑橘を思わせる爽やかさとバランスの取れた酸味が特徴です。白ワインでありながら、公式資料では熟したタンニンも特徴として挙げられています。ステンレスタンクで醸造されているため、樽の風味よりも果実のフレッシュさを楽しむタイプと考えると分かりやすいでしょう。

「カベルネ・ソーヴィニヨン=濃厚で渋い赤ワイン」というイメージを持っている人ほど、品種の意外な一面を体験できる1本です。

④ 評価・支持される理由

最大の個性は、やはりカベルネ・ソーヴィニヨン100%から白ワインを造っている点です。
一般的な白ワインとは品種の選択が異なるため、いつもとは少し違ったワインを試してみたい人にも興味深い選択肢になります。

公式資料では、2024年のVienna International Wine ChallengeとAsia Wine Trophyで銀賞を獲得しています。料理は白身魚やチーズ、パスタのほか、牛肉のタルタルとのペアリングも提案されています。食前酒としても楽しめるため、魚料理を中心とした普段の食卓にも取り入れやすいでしょう。

なお、同じ『ラダチーニ・ブラン・ド・カベルネ』の名称で、カベルネ・ソーヴィニヨン100%のスパークリングワインも展開されています。こちらはシャルマ方式による「ブラン・ド・ノワール」で、今回紹介している辛口スティルワインとは別商品です。購入時にはラベルを確認すると間違いを防げます。

⑤ 総括

『ラダチーニ・ブラン・ド・カベルネ』は、カベルネ・ソーヴィニヨン100%から造られるモルドバ産の辛口白ワインです。洋梨やアプリコット、柑橘を思わせるフルーティーな香りと爽やかな酸味を持ち、「赤ワイン用品種から造る白」という意外性まで楽しめる個性的な1本です。

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ワイン名 ラダチーニ ・ブラン・ ド・ カベルネ
種類(赤 / 白 / ロゼ / スパークリング)
生産国 モルドバ共和国
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン100%
ボディ(ライト / ミディアム / フル) ミディアム
甘辛(辛口 / 中辛口 / 甘口) 辛口
香り・味わい 白洋梨やアプリコット、柑橘を思わせるフレッシュな香りが特徴です。日本向け情報ではグレープフルーツや青草、パッションフルーツ、熟したモモの風味と、バランスの良い酸味、程よいコクが紹介されています。
合う料理 魚介料理、魚のフライ、野菜サラダ、フェタなどの風味のあるチーズ。
参考価格 1,400円前後
総合評価(★1〜★5) ★4.0
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