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【ヴィノテラス白Bセット編】初心者がブラインドテイスティングに挑戦|品種・産地は当てられる?

鈴木編集長

「白Aセットより、少しは当てられるようになっているかも?」

ヴィノテラスの自習用小瓶セットを使ったブラインドテイスティング第2弾
今回は、白Bセット6本に挑戦しました。

白Aセットでは、ソーヴィニヨン・ブランと予想して何度も外すなど、品種や産地の見極めに苦戦。そこで今回は事前にニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランを実飲してから挑みました。

結果は、最高75点・最低46点。外観は前回の経験を活かせたものの、香りと味わいは相変わらず難しい結果に。しかも、最高得点のB-4が6本の中で一番苦手という予想外の展開になりました。

この記事では、白Bセット6本を実際に飲んだ感想や予想、採点結果を初心者目線で紹介します。

これまでの体験記はこちら→【特集】編集長、ワインエキスパートを目指す。

▼本記事の要約
  • 白Bセット6本の結果は最高75点・最低46点。外観では白Aセットの経験を活かせた一方、香り・味わいは今回も苦戦した。
  • 品種・生産国は6本すべて正解。ただし、事前に候補を覚えていたため、完全なブラインドで当てた結果ではない
  • 好みの上位はB-2甲州とB-3フランス産ソーヴィニヨン・ブラン。特にB-3は香りが一番好みで、苦味も控えめだった。
  • 最高75点のB-4ニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランが一番苦手。青っぽい香りと草のような味わい、長く残る後味が強烈だった。
  • 点数と好みは一致せず、6本に「もう一度飲みたい1本」はなし。次回は3組に分けて2本ずつ飲み比べ、単体では分からなかった違いを検証する。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。 

ヴィノテラス白Bセット6本でブラインドテイスティングに挑戦

今回挑戦するのは、ヴィノテラス「2026年自習用小瓶セット」の白Bセット6本です。

白Aセットでも6本のブラインドテイスティングに挑戦しましたが、品種や産地だけでなく、香り・味わいの選択にもかなり苦戦しました。今回はその経験を踏まえ、白Bセットでどこまで特徴を捉えられるのか試してみます。

小瓶には中身がわからないよう番号が振られており、QRコードから専用ページを開いて回答します。小瓶セットの内容や詳しい回答方法は「ヴィノテラス白Aセット編」で紹介しているため、あわせてご覧ください。

【ヴィノテラス Aセット編】白ワイン6本を初心者がブラインドテイスティング|品種・生産国は当てられる?

今回テイスティングする6本の正解はこちらです。

番号品種生産国
B-1ムロン・ド・ブルゴーニュフランス
B-2甲州日本
B-3ソーヴィニヨン・ブランフランス
B-4ソーヴィニヨン・ブランニュージーランド
B-5アルバリーニョスペイン
B-6トロンテスアルゼンチン

白Bセット6本を実際にブラインドテイスティング

ここからは、白Bセット6本を順番にテイスティングします。外観・香り・味わいを確認したあと、品種や生産国、収穫年を予想しました。

ただし今回は、白Bセットを購入したり記事について考えたりするうちに、収録されている品種と生産国の候補を覚えてしまいました。そのため、何も知らない状態から当てる完全なブラインドテイスティングではなく、覚えている候補から絞り込んで回答しています。

それでも、香りや味わいの選択肢は相変わらず難しいまま。白Aセットでの経験を活かせたのか、実際に飲んだ感想とVINOLETの採点結果をあわせて紹介します。

B-1をテイスティング|フランスのシャルドネっぽい「王道白ワイン感」

B-1は、果実を思わせる香りがあり、酸味は強すぎず、口当たりもなめらか。白Aセットで飲んだフランス産シャルドネに近い「王道の白ワイン」という印象を受けました。

生産国はフランス、品種はムロン・ド・ブルゴーニュと予想して正解。収穫年も正解し、総合得点は53点でした。外観は10/16点だったものの、香りは6/24点、味わいは5/16点と苦戦しています。

フランス産だとは予想できても、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランとの違いを単体で見分けられるかというと、まだ難しいところ。味は嫌いではありません。ただ、「ワインは多少苦いもの」と思えば普通に飲める程度で、もう1杯飲みたいとはなりませんでした。

B-2をテイスティング|特徴が少ないからこそ「甲州かも?」

B-2は香りが控えめで、全体的にシンプルな印象でした。強い個性を感じにくかったため、ワインエキスパート試験の勉強で覚えた「甲州は繊細で穏やか」という知識から、甲州ではないかと予想します。

結果は日本・甲州で正解し、59点。外観12/16点、味わい9/16点とまずまずでしたが、香りは6/24点。収穫年は外しました。

もう少し甘味と苦味控えめなら、さらに私好み。ただ、酸味や軽さ、口当たりはちょうどよく、6本の中ではかなり飲みやすく感じました。ワイン単体ならB-3と好みの上位を争いますが、食事と合わせるならB-2を選びたい印象です。

B-3をテイスティング|「飲みやすいって、こういうことかも」

B-3は、フルーティーで甘そうな香りが6本の中で一番好みでした。ところが、飲んでみると甘くありません。口当たりはまろやかで苦味も控えめ。「好き!」というより、「飲みやすいワインって、こういうことかな」と感じた1本です。

王道の白ワインらしい印象から生産国はフランスと予想。品種は、ムロン・ド・ブルゴーニュよりシンプルそうというイメージからソーヴィニヨン・ブランを選び、どちらも正解しました。

ただし、総合得点は6本中最低の46点。香りは10/24点だった一方、味わいはわずか2/16点でした。正解を当てることと、香りや味わいを正確に捉えることは別だと実感します。

B-4をテイスティング|「この前飲んだNZのSBの強烈版じゃない……?」

B-4は、香りを嗅いだ瞬間から青っぽさを感じました。「ん? この前飲んだセブンプレミアムのニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランの強烈版では…?」と思いながら口に含むと、「同じ系だー! しかもこっちのほうが強烈!」

草を思わせる独特な味わいと苦味があり、後味も数分残っているように感じました。私には6本の中で一番苦手です。

ところが採点結果は、まさかの75点で6本中最高得点。ニュージーランド、ソーヴィニヨン・ブラン、収穫年もすべて正解しました。点数を見た瞬間は「おお!」と思ったものの、それ以上に長すぎる後味に苦戦。今回のブラインドテイスティングは、B-4の後味に全部持っていかれました。

B-5をテイスティング|王道白ワインかと思ったら、苦味がグッときた

B-5は、香りと最初の口当たりだけならフランス産かと思うほど、私にとっては王道の白ワインらしい印象でした。しかし、そのあとに苦味がグッときます

B-4のような草っぽく長く残る独特な味ではなく、ワインで感じることのある苦味が強くなったような感覚。少しすると消えてくれましたが、苦味が苦手な私には十分気になる強さでした。

候補を覚えていたこともあり、これまで選んだ品種やフランスを消去してアルバリーニョ、スペインと予想して正解。得点は64点で、味わいは11/16点と6本中でも高得点でした。それでも好みは別問題。正解を知ったあとにもう一度飲みたいかと聞かれたら、答えは「もういいかな。苦いもん。」です。

B-6をテイスティング|「香りを飲んでいる」くらい強烈

B-6は、香りを嗅いだ時点で「強いな」と感じた1本。ハーブを思わせる独特な香りで、口に含むと「香りを飲んでいる」ように感じるほど存在感がありました。

華やかに広がるというより、強すぎる香水がかえって苦手な香りに感じるのと似た感覚です。フルーティーな香りなら強くても気になりにくいものの、ハーブ系の香りが強いB-6は苦手でした。

消去法も使いながらアルゼンチン・トロンテスと予想して正解し、得点は66点。香りは12/24点、その他の項目は12/12点でしたが、味わいは2/16点にとどまりました。試験勉強で覚えた「アロマティック」という言葉が、実飲して初めて「まさにこれか」とつながった1本です。

白Bセット6本のブラインドテイスティング結果

(▲左:最高得点を記録したニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブラン
右:最低を記録したフランス産ソーヴィニヨン・ブラン)

白Bセット6本の結果は、最高75点、最低46点でした。30点未満はなく、白Aセットを経験した成果が出たようにも見えます。

特に外観は、色や濃淡、粘度について自分なりの判断基準ができ、前回の経験を活かせました。一方、香りと味わいは今回も難しく、「成長した」とはまだまだ言えない結果です。

品種と生産国は6本すべて正解しました。

ただし、今回は事前に候補を覚えていたため、完全なブラインドで当てたわけではありません。正解数だけで判断せず、各項目の得点も含めて白Aセットから成長したのか振り返ります。

番号正解得点外観香り味わいその他収穫年生産国品種
B-1ムロン・ド・ブルゴーニュ/フランス53点10/166/245/160/126/610/1016/16
B-2甲州/日本59点12/166/249/166/120/610/1016/16
B-3ソーヴィニヨン・ブラン/フランス46点8/1610/242/160/120/610/1016/16
B-4ソーヴィニヨン・ブラン/ニュージーランド75点14/1612/245/1612/126/610/1016/16
B-5アルバリーニョ/スペイン64点14/1610/2411/163/120/610/1016/16
B-6トロンテス/アルゼンチン66点14/1612/242/1612/120/610/1016/16

白Aセットを6本経験して、少しは成長した?

白Aセットと比べて、最も成長を感じたのは外観の見方です。色や濃淡、粘度は「自分ならここを選ぶ」という基準ができ、B-4〜B-6では14/16点を取れました。

ところが、香りと味わいは相変わらず難しいまま。特にB-3とB-6の味わいは2/16点で、香りも最高12/24点でした。

品種と生産国が全問正解だったため、一瞬「前より分かるようになったかも?」と思ったものの、実際は候補を覚えていた影響が大きめ。外観には成長を感じましたが、香りと味わいはまだまだ勉強し直しです。

一番好きだったワインと難しかったワインは?

6本を飲み比べると、点数だけでは見えてこない「好み」もはっきりしました。

好みの上位はB-2の甲州とB-3のフランス産ソーヴィニヨン・ブラン。一方、最高得点75点のB-4はまさかの最下位です。今回は、点数と好みがまったく一致しない結果になりました。

最高75点のB-4が一番苦手|後味に全部持っていかれた

6本の中で一番苦手だったのは、最高75点を取ったB-4のニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブランです。

実は白Aセットでソーヴィニヨン・ブランと予想して何度も外したため、Bセットに挑戦する前にセブンプレミアムのマールボロ産ソーヴィニヨン・ブランを実飲していました。

B-4の香りを嗅いだ瞬間、「この前飲んだNZのソーヴィニヨン・ブランの強烈版では……?」。飲んでみると、やはり同じ系統に感じます。

ただ、B-4は青っぽい香りに加え、草のような独特の味わいと苦味が強烈。後味も数分続いているように感じ、「B-4に全部持っていかれた」というのが今回一番の感想です。

点数が高いワインと、自分がおいしいと感じるワインはまったく別でした。

好みの上位はB-2甲州とB-3フランス産ソーヴィニヨン・ブラン

(▲今回のテイスティングで好みだったワイン)
(左:B2 日本産甲州 右:B3 フランス産ソーヴィニヨン・ブラン)

好みの1、2位を争ったのは、B-2の甲州とB-3のフランス産ソーヴィニヨン・ブランでした。

甲州は香りが控えめでクセが少なく、酸味や軽さ、口当たりがちょうどいい印象フランス産ソーヴィニヨン・ブランはフルーティーで甘そうな香りが6本で一番好みで、飲んでみると甘くはないものの、まろやかで苦味も控えめでした。

ワイン単体ならB-3、食事と合わせるならB-2を選びたいところです。

ただし、「もう一度飲みたい1本は?」と聞かれたら、今回は該当なし。6本を飲み終えた今は、「もう少し甘いワインが飲みたい」が本音でした。

まとめ
次回から白Bセットを2本ずつ飲み比べ

鈴木編集長

白Bセット6本のブラインドテイスティングは、最高75点・最低46点という結果になりました。外観は白Aセットでの経験を活かせた一方、香りと味わいはまだまだ勉強が必要です。

何より今回わかったのは、テイスティングの点数と自分の好みは別物だということ。最高得点のB-4が一番苦手という、予想外の結果になりました。

次回からは、6本を以下の3組に分けて改めて飲み比べます。

  • ムロン・ド・ブルゴーニュ × 甲州
  • フランス産ソーヴィニヨン・ブラン × ニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブラン
  • アルバリーニョ × トロンテス

単体ではわからなかった違いも、2本を並べれば見えてくるのでしょうか。

特に気が重いのは、フランスとニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン。同じ品種とは思えないほど印象が違った2本を、もう一度じっくり比較します。正直、この飲み比べだけはやりたくありません。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから。 

これまでの体験記はこちら→【特集】編集長、ワインエキスパートを目指す。

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