① 歴史・背景(創業・蔵元・ブランドの歩み)
フェルジーナ(フェルシナ)は、イタリア・トスカーナ州シエナ北東部、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガに拠点を置くワイナリーです。
1966年、ドメニコ・ポッジアーリ氏が農園を取得し、翌1967年からワイン造りを本格化させました。
現在は、キャンティ・クラシコを軸に、サンジョヴェーゼの個性を表現する造り手として知られています。
② ブランド・思想・位置づけ
「キャンティ コッリ・セネージ」は、フェルジーナの看板ワインである「フォンタローロ」にも関わるコッリ・セネージ側の区画から造られる、サンジョヴェーゼ100%の赤ワインです。
販売店情報では、フェルジーナの精神を受け継ぐ“デイリーなキャンティ”として紹介されています。
格付けの重厚さよりも、名門生産者のサンジョヴェーゼを親しみやすく楽しめる位置づけといえるでしょう。
③ 酒質・味わい・特徴
品種はサンジョヴェーゼ100%。
スラヴォニア産の大樽で熟成され、スミレのような花の香りに、赤い果実、タバコ、胡椒、リコリスを思わせるニュアンスが重なります。
口当たりはなめらかで、タンニンは強く出すぎず、果実味と酸のバランスが整った味わいです。
キャンティらしい軽快さを残しながら、食卓で使いやすい落ち着きもあります。
④ 評価・支持される理由
このワインが支持される理由は、フェルジーナらしいサンジョヴェーゼの表現を、比較的手に取りやすい価格帯で楽しめる点にあります。
赤系果実の明るさ、スパイス感、ほどよい酸があり、トマトソースのパスタ、肉料理、チーズと合わせやすい一本です。
重厚すぎる赤ワインが苦手な人でも、料理と一緒なら魅力を感じやすいでしょう。
⑤ 総括
フェルジーナ キャンティ コッリ・セネージは、名門の思想を日常の食卓へ近づけたサンジョヴェーゼです。
華やかな香り、なめらかな口当たり、料理との相性をバランスよく楽しめる赤ワインです。
レビュー
1
濃厚なキャンティとはまた違う新発見のキャンティ
数多あるキャンティの中でも、それらに埋もれない個性がある。赤い果実味豊かで渋味は控えめ、酸味も強いので、トマトを使った料理がおすすめ。ピノ・ノワールと言われてしまうとそう信じてしまいそうな味わい。
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